「あのお店すごかった」と、ゲイの友達に教えたくなったお店を紹介する企画が【GAYめし】です。

今回は、中東一ゲイフレンドリーな国と言われるイスラエルの「エルサレム地区」にあるアメリカ料理店「エルヴィス・アメリカン・ダイナー」を紹介します。

セックスシンボルと呼ばれたアメリカの歌手「エルヴィス・プレスリー」の股間にフォーカスするシーン。（映画「エルヴィス」より）

中東一ゲイフレンドリーなイスラエル

2023年の世界幸福度ランキングで4位になったことでも知られるイスラエルは、中東で最もゲイフレンドリーな国と言われています。

「テルアビブ・プライド」にて。

イスラエルの東京といえる状態の都市「テルアビブ」で毎年6月に開催される「テルアビブ・プライド」は、アジア大陸で最大級のプライドイベントとして有名です。

イスラエルの京都「エルサレム」

エルサレムの「聖墳墓教会（せいふんぼきょうかい）」にて。

イエス・キリストの墓があるとされる「聖墳墓教会（せいふんぼきょうかい）」や、ユダヤ教最大の聖地「嘆きの壁」などの歴史的スポットを目指す観光客が多く訪れる、エルサレム。

そんなエルサレムがあるのが「エルサレム地区」です。（日本の感覚だったら「エルサレム県」と言えるでしょうか。）

エルサレム地区の郊外に、エルヴィス・プレスリーを愛でるアメリカ料理屋「エルヴィス・アメリカン・ダイナー」はあります。

エルヴィス・アメリカン・ダイナーの外観。

セックスシンボル「エルヴィス・プレスリー」の像が立っている。

エルヴィス・プレスリーだらけ

店内の様子。

エルヴィス・アメリカン・ダイナーは、アメリカの簡易食堂「ダイナー」をもした、イスラエルでは珍しいレストランです。

そしてなにより、世界一売れたソロアーティストと言われるアメリカの歌手「エルヴィス・プレスリー」の博物館のような空間が展開していることで注目されています。

エルヴィス・プレスリーの像。1/5

エルヴィス・プレスリーの像。2/5

エルヴィス・プレスリーの像。3/5

エルヴィス・プレスリーの像。4/5

エルヴィス・プレスリーの像。5/5

壁にはしれっとマイケル・ジャクソンも。

店内では、偏愛とも呼べそうな熱量でエルヴィス・プレスリーに関するアートが展示されています。お土産コーナーでは、グッズの購入も可能です。

「エルヴィス　エルサレム」と書かれた皿。「エルサレム土産」によいかもしれません。

やや本格的なアメリカ料理

水のボトルにもエルヴィス・プレスリー。

エルヴィス・アメリカン・ダイナーのメニューは、「イスラエルの定番料理も常備したハンバーガー屋さん」といった内容です。

ランチョンマットには料理の説明を上回りそうな文字数でエルヴィス・プレスリーのトリビアが記載されており、料理を待っている間、雑誌を読んでいるような気分になれました。

エルヴィス・バーガー（2040円／68シェケル）。「BBQ味のチーズバーガー」といった内容で美味しかったです。

チョコレート・シェイク（750円／25シェケル）。本当にアメリカのダイナーで出てきそうな佇まいです。

イスラエルの定番料理と言われる、ひよこ豆のペースト「フムス」。アメリカのダイナーでは味わえないであろう、本場の味がしました。750円／25シェケル。

ちなみにこちらがランチョンマット。

なお、エルヴィス・アメリカン・ダイナーへのアクセスは車が便利です。（エルサレムとテルアビブをつなぐ公道1号線のそばにお店があります。）

外の休憩所にも、エルヴィス・プレスリー。

エルヴィス・アメリカン・ダイナー（Elvis American Diner／Elvis American Cafe）

住所：El Ginat Egoz St 88, Neve Ilan, Israel

イスラエルでの注意

ロケット弾の攻撃を受けた後のテルアビブ。

2023年10月7日に隣国のテロリスト「ハマス」によるロケット弾の攻撃を受けてから、イスラエルは「2023年イスラエル・ハマス戦争（2023 Israel–Hamas war）」を開戦しました。

戦争中の旅行は推奨しませんが、イスラエルに滞在する際は、ロケット弾から身を守る部屋「ボムシェルター」の位置を逐一確認しておくと、有事の際の行動がスムーズになります。

公園のボムシェルター。

ボムシェルターのサイン。

イスラエル以外の国への旅行の際も、海外の安全情報に関しては、外務省の「海外安全ホームページ」が役に立ちます。

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