アドリア海が美しいクロアチアのダルマチア地方に行ってきました、がぅちゃん>>です。
ダルマチアといえば、ジブリ映画「魔女の宅急便」のモデル! と噂される都市「ドブロブニク」が有名。その雰囲気を紹介しつつ、同地方最大の都市「スプリト」のゲイフレンドリーなヌーデストビーチ「カシュニビーチ/Kasjuni Beach」を紹介します。
宮崎駿監督によるスタジオジブリの作品「魔女の宅急便」といえば、日本人なら誰もが一度は聞いた/観たことがある映画ではないでしょうか。作中の町のモデルでは? とたびたび噂される都市が、クロアチアの「ドブロブニク/Dubrovnik」です。
ドブロブニクはアドリア海に面した風光明媚な観光都市であり、石造りの旧市街は世界遺産に登録されています。 ドブロブニクのランドマーク「スルジ山/Srđ」から町を見下ろした時は、「これはキキが飛んでたかもな……」 と思わなくもなかったです。
そんなドブロブニクがある地域は、クロアチアで「ダルマチア地方」と呼ばれています。英語で「Dalmatia/ダルマチア」 と綴るのですが、これはディズニー映画「101匹わんちゃん」でお馴染みの「ダルメシアン/Dalmatian」の語源と言われています。
アニメに関する余談をもう一つ……。「ダルマチア地方=アドリア海」という印象が強いのですが、宮崎駿監督が「魔女の宅急便」の1作前に手掛けた作品「紅の豚」 の舞台がアドリア海です。(でもイタリアの話)
アドリア海は、イタリア(イタリア半島)とクロアチア(バルカン半島)に挟まれています。二国の距離は、海を挟んで直線で200kmほど。そんなダルマチア地方の名物料理は「チーズ」「生ハム」「魚介類」「パスタ」と、イタリアに似ているところがあります。
観光地としてはドブロブニクの影に潜みがちですが、都市としては圧倒的にプレゼンスが高いのが「スプリト/Split」。都市人口は34万人ほど(ドブロブニクは約3万人)。世界遺産「ディオクレティアヌス宮殿」が世界的に有名で、独特の景観が展開しています。
クロアチアは東欧では最もゲイフレンドリーな国のひとつですが、アメリカやドイツのように目立ったゲイ娯楽はなく、どちらかというと控えめ。ただしスプリトは(比較的)人口や観光客が多いため、ゲイフレンドリーバーの役割を担っているような場所もあります。
お店の詳細:クロアチア・スプリトで唯一のゲイフレンドリーバー「ゲットー」>>
スプリトの中心部にある「ディオクレティアヌス宮殿」から西に4kmほどの場所にあるのが「カシュニビーチ/Kasjuni Beach」。このビーチは海水浴場として有名なエリアですが、一部がヌーディストビーチとして知られています(ハッキリ区別はされていない)。
ヌーディストビーチは自然発生的にゲイがあつまる場所のようになっているため、ゲイたちの間ではゲイビーチとしても認知されています。アクセスは簡単で、タクシーで「Kasjuni Beach」と伝えると、難なくパーキングエリアまで連れて行ってもらえます。
カシュニビーチには「Joe’s Beach Bar/ジョー」というカフェバーがあり、そこがパーキングエリア&シャワールーム&無料トイレを兼ねています。タクシーの運転手さんは「カシュニのジョーで通じる」のようなことを言っていました。
ヌーディストビーチはジョーから目を凝らせば見える距離(1kmほど)。ジョーから西に歩くにつれ、岩の数が増えて人が減っていきます。ぼちぼちヌーディストがくつろいでいる場所にさしかかるので(私が見たのは男性のみ)、そのあたりがヌーディストビーチです。
カシュニビーチのヌーディストビーチは、地元や観光客のゲイがちらほら立ち寄る場所といった雰囲気。賑やかなハッテン場という感じではありません。イスラエルのヌードビーチ>>のように秘境ではなく、清潔で安全な印象でした。
まとめ:ヌーディストビーチへのアクセス
交通機関を使ってジョー(Joe’s Beach Bar)まで行き、そこから1kmほど西へ歩く。タクシーの運転手はおおむねフレンドリーで、「ぼったくりがふつう」といった様子はなさそうです。スプリトの観光エリアは、全体的に治安が良いように思います。