2021/03/22

ファビュラス…!京都・東山エリアを一望するルーフトップバーを紹介【GAYめし】

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京都に滞在しています、旅ライターのがぅちゃんです。

清水寺や八坂神社がある、京都観光で最も人気の祇園・東山エリアで話題のルーフトップバー「K36」を紹介します。(周辺情報も!)

 

 

八坂神社。

 

清水寺。奥に京都タワーが見える。

 

道中の雰囲気。

 

「GAYめし」とは?

新しくスタートした【GAYめし】。

「ゲイ向けと謳ってないけれどゲイたちにおすすめしたい、エッジの効いたお店」を、旅ライターのがぅちゃんが紹介する企画です。

 

「GAY」の意味は「G:がぅちゃんが教える、A:Absolutely/ぜったいに、Y:Yum!/うまい!(店)」です。(なかなかむりやりです)

 

がぅちゃんのアブソルートリーヤム、「がぅちゃんが世界のイケてる店を教えるシリーズ」みたいに覚えていただければさいわいです。

 

「K36」のある祇園(ぎおん)・東山エリア

 

現地の名所「産寧坂/三年坂」。奥に「八坂の塔」が見える。

 

「理想の京都」ともいえる風景が凝縮された地域、祇園・東山。

 

このエリアの観光名所「清水寺」や「八坂神社」の中間に位置する「ザ・ホテル青龍」の屋上にて、2020年3月にオープンしたのがルーフトップバー「K36」です。

正式名称は「K36 The Bar & Rooftop」で、屋内の「The Bar」と屋外の「Rooftop」があります。

 

 

「K36」のエントランスの看板。

 

ザ・ホテル青龍は観光の定番散歩コースにもなっている「清水坂」に面しており、清水寺と八坂神社からそれぞれ900メートル(徒歩15分ほど)の場所にあります。

 

清水寺とセットで人気の「産寧坂/三年坂」や、今やインスタ映えスポットと化している「八坂庚申堂(金剛寺)」もすぐ近くです。

 

 

八坂庚申堂。カラフルな物体は「くくり猿」と呼ばれる。欲を捨てると願いが叶うらしい。

 

ザ・ホテル青龍へ

静かで風情のある清水坂をてくてく歩いていたら荘厳な館が出現…のようなインパクトを、ザ・ホテル青龍のエントランス付近で感じました(とくに夜)。

 

異空間への入り口がガランと開いている感じで、やや異様ともいえる雰囲気。エントランスの前で急遽、写真撮影を始める観光客もちらほら。

 

 

ザ・ホテル青龍へつづく道。

 

恐る恐る中へ進み、上品な物腰の警備員さん達に招き入れられるがままにホテルの敷地内入り、エレベーターより最上階のR36を目指します。

 

建築物は昭和8年に移転新築された旧清水小学校の校舎を活用したものとなっており、時代の味わいがありつつモダンゆえにトランジショナルな、日本特有のインテリアとなっています。

 

 

ロビーの雰囲気。

 

標識があるので迷わない。

 

エレベーターへとつづく廊下。

 

なお、R36はザ・ホテル青龍の宿泊客以外も利用可能ですが、予約ができるのは宿泊客のみとなっています。

 

R36の雰囲気

 

八坂の塔が見える。

 

ルーフトップバーは景色を360度見渡せる空間となっており、ほかの建物が邪魔で景色が見えないということがなかったです。

 

ぐるっと景色を眺めることに全集中しているときに八坂の塔が視界に飛び込んでくるので、うぉ…これは目立つわやられたなという感じ。「ただ屋上にあるだけのバー」ではないな…と、入店してすぐ確信しました。

 

 

奥に京都タワーが見える。

 

バーカウンター。等間隔で黒いヒーターが設置されている(まるでエヴァのゼーレ会議)。

 

真冬で寒かったのですが、おつまみよりも早くカイロが提供されたり、ヒーターに囲まれていたりと、配慮が施されています。

 

お酒は各種一通り揃っており、温かいアルコール(熱燗、アイリッシュコーヒーetc)1500円〜、ワイン一杯1000円〜、カクテル1200円均一といった内容です。

 

 

カイロとおしぼり。

 

フードメニューはインターナショナルかつユニバーサルな内容で、スナック、前菜、サラダ、ピザ&パスタ、魚介&肉、米、チーズ、デザートといった内容。

 

外国人観光客も躊躇なくオーダーできそうなメニューがそろいつつ、カレーや寿司といった日本のコンフォートフードも揃っていました。

 

 

フードメニュー。

 

ジントニック。イギリス・フィーバーツリーのトニックウォーターが突き刺さっている。

 

マティーニ。

 

モヒート。

 

セックス・オン・ザ・ルーフトップ。

 

クアトロフォルマッジ。1800円。

 

カクテルはどれも申し分なく、絶妙な配分で制作された美酒といった味わいでした。ジントニックで海外にいるような気分にもなりましたが、八坂の塔が見えてハッとします…ここは京都だ、と。不思議な空間でした。

 

ピザはおつまみにはもったいない美味しさだったので、ここなら12000円のステーキを頼んでもよいかなと思えました。不快感がない…。

 

 

K36の取り皿。ちょっとほしい。

 

K36のいいところ

 

バーカウンターの様子。

 

海外のゲイバーとはまた違う、サービスのプロといった佇まいのバーテンダーが無駄のない動きでカクテルをバシッと作ってくれるのですが、それでいて1200円というのは良心的な値段だと思います。

 

むかし住んでいたイスラエルのテルアビブだと、アルバイトの人がちゃちゃっと作ったカクテルで1500円くらいした記憶があります。 

 

 

エルサレムのゲイバーのジントニック。これでも1200円くらいした。

 

店内は一名様or同性・異性さまざまな2人組の客がほとんどといった状態で、各グループのプライベートは干渉されないような空間でした。

 

そういった環境でトニー・ベネットとかの往年のアメリカンジャズが流れているのですが、それがまたアリ中のアリというか、すなおに似合っています。

 

 

流れていた曲:I Left My Heart in San Francisco/Tony Bennett

 

どの店員さんもサービスを徹底している様子で、席を立とうものなら(迷ったそぶりをしたなら)すぐに声をかけてくれます。かといって飲食中に干渉されるようなことは一切なく、客のプライバシーをかなり大切にしてくれている印象を受けました。

 

でもお会計の際には小気味いい世間話をしてくれたりして、値段よりも満足度がすこぶる高かったです。

 

 

四条河原町の様子。参考

 

ちなみにゲイバーは四条河原町の繁華街に集中しているのですが、K36から約1kmで徒歩圏内なので、ハシゴも十分に可能だと思います。

 

K36はディナーメニューも充実しているので、終点としてここでがっつり食べるのもよいと思います。

込み入った話がしたい時やデートのときにちょうど良い空間です。 

 

 

屋内のスペースも良い。

 

K36 The Bar & Rooftop
住所:京都府京都市東山区清水二丁目204-2 ザ・ホテル青龍 京都清水4F 
営業時間:15時〜24時(23:30分ラストオーダー) ※緊急事態宣言中は13時〜20時 (19時ラストオーダー)
公式サイト >
※注意事項:ドレスコードはスマートカジュアル。短パン、Tシャツ、サンダル等での入場不可。サービス料10%。15時以降はチャージ(座席料金)1000円。

 

K36の位置。

 

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