旅ライターのがぅちゃんです。6月の京都市はプライド月間ということで、LGBTQに関する展示やライトアップなどを見てきました。
「プライド月間」とは、LGBTQに関する行事が集中的に開催される期間のこと。6月がプライド月間に該当することが一般的で、LGBTQコミュニティ以外の注目も多く集める「レインボープライド」は、この期間に実施されることが多いです。
プライド月間は英語で「Pride Month/プライド・マンス」と呼ばれ、その概念は国際的に認知されています(アメリカ発祥の概念とされています)。
プライド月間が6月であることは、レインボープライドが始まったきっかけである「ストーンウォールの反乱」と関係しています。ストーンウォールの反乱とは、アメリカのニューヨークで1969年6月28日に起きた歴史的事件のことです。
2022年4月10日に2回目のレインボープライドが開催された京都市は、6月をプライド月間としています。京都市のプライド月間に関しては、ホームページに公式アナウンスがあります(文末にリンクあり)。
京都市のプライド月間の期間中は、京都市内の繁華街で350本のレインボーフラッグが掲揚されたり、複数の施設でパネル展が開催されたり、ランドマークの建築物がライトアップされたりします。「LGBTQというものの可視化と説明」がテーマといった様子です。
レインボーフラッグは、京都市内の繁華街の中でも特に注目度が高い場所(四条繁栄会商店街、新京極商店街、三条名店街商店街)に掲揚されています。
レインボーフラッグの掲揚は徹底されている雰囲気があり、京都市の意気込みが伺えました。しかしながら、これは個人的な感想ですが、レインボーフラッグは、あとふたまわりほど大きくてもよい気がします(レインボーフラッグの意味を知らない人は、レインボーフラッグが掲揚されていることに気づかないかもしれません)。
レインボーフラッグの掲揚期間:6/1〜6/30
京都市のプライド月間の取り組みの中で最も目立っているといえるのが、繁華街にある有名デパート「大丸京都店」の取り組み。大丸京都店では、「LOVE MY COLORS-LOVE YOUR COLORS」と題され、展示やライトアップが展開しています。
大丸京都店は、繁華街のメインストリートの「四条通」に面している外観部分がデコレーションされているため、目立っています。プライド月間の期間中は、夜は建物がレインボーにライトアップされます。
大丸京都店の内部では、LGBTQについて学ぶための特設ブースが設置されたり、2022年4月に開催された京都レインボープライドの写真展などが開催されています。
京都市のプライド月間のテーマを「LGBTQというものの可視化と説明」と捉えるならば、不特定多数が多く利用するランドマーク的な施設である大丸京都店での開催は効果的だと感じました。
大丸京都店の取り組み:6/1〜6/30(ライトアップは17:30〜22:00)
レインボーフラッグの掲揚と大丸京都店の展示&ライトアップは、京都市のプライド月間の取り組みの中で特に目立っている部分ですが、他にも見どころがあります。
京都レインボープライドの開会式が行われた京都市役所の「京都市役所本庁舎塔屋」が、6/27〜6/30の間(17:30〜22:00)、ライトアップされます。
また、京都駅の前にある「都ホテル 京都八条」では、プライド月間の期間中のみ「レインボーアフタヌーンティー」が実施されています。
京都市のプライド月間のまとめ
レインボーアフタヌーンティー@都ホテル(6/1〜6/30)の詳細>>