旅ライターのがぅちゃんです。
京都の姉妹都市・ボストンがある「ボストンエリア」で、ハッテン場と噂される5つの場所を見てきました。
「ボストンエリアはハッテン場が無い」と聞きます。「無くはない」とも聞きます。一体どっちなんだ、と思います。
聞く相手を間違えている可能性は無くないですが、それでも聞くと、「隣のロードアイランド州のプロビデンスのほうがいい」という声がちらほら。一理あります。
なぜならプロビデンスには、ボストンエリアがあるニューイングランド地方を代表する、ゲイサウナがあるからです。有名なセックスパーティーの開催地でもあります。
プロビデンスより人口も知名度も上のボストンに、ゲイサウナが無い。「無いね」という声を、よく聞きます。(京都か)
そんなボストンエリアでハッテン場と噂される場所が、以下の5つです。
ビクトリーとかグローリーとか、つい入りたくなる響き。フェンウェイビクトリーガーデンはボストンの有名な公園です。無料で一般公開されています。
由緒ある公園らしく、「ビクトリーガーデン(戦時中に農作物を育てるべく作られた公園)」として、アメリカ最古だそうです。
ボストンのハッテン場について地元の人に聞くと、よく名前が挙がる、フェンウェイビクトリーガーデン。しかし現状は「家庭菜園のスペースがたくさんある公園」といった状態。
「それで発展してるのか?」と聞くと、「あの茂みが無くなったからだ」と、みんな嘆きます。たいそうな茂みだったそうです。
ボストンは地球温暖化対策に熱心なタイプの地域なので、緑の喪失を嘆くのは自然と言えます。
フェンウェイビクトリーガーデンは公園なので、ハッテン場ではないです。
メインストリートビデオは、ボストンの隣町・サマービルにあるビデオ屋です。噂通りの内容でした。入場料は15ドル(2050円)。
全米屈指のゲイタウン「プロビンスタウン」と、ボストンの中間地点にあるビデオ屋が、ビデオエクストラ。
内容は「メインストリートビデオの田舎版」といった様子。
店内には、ドナルド・トランプを擁護する旨の「Trump 2024」と書かれたシャツを着た、高齢者の姿も。リベラルなボストンエリアならでは。
ボストンエリアにゲイサウナが無いことの反動か?といった賑わいの、チョイズヘルススパ。「もうゲイサウナは無くていい」と言う常連もいます。
浴場には、ジャグジー付きのバスタブ2つ。スチームサウナ1つ。ドライサウナ1つ。どれも混みます。大部屋には大型テレビがあり、映画館みたいで楽しいです。
チョイズヘルススパはサウナなので、ハッテン場ではないです。入場料は40ドル(5460円)。
ボストンの近所の「チェルシー」にある、ロシアンサウナの名店がディロンズ。有名すぎて、ゲイサウナの検索に割り込んでくる状態。
「もうゲイサウナは無くていい」と言ったチョイズヘルススパの常連は、「たまにディロンズ」とも言っていました。
チョイズヘルススパ同様、ディロンズはハッテン場ではない。というのが共通認識。入場料は31ドル(4230円)。
ハッテン場ではないものの、その話で名前が挙がるのが「アリーバー」。アンダーウェアーイベントを定期開催する、ボストンで唯一のゲイバーです。ベア系に人気。