旅ライターのがぅちゃんです。
成田国際空港から直行便で行ける、イスラエルのテルアビブ。中東・北アフリカで最もゲイフレンドリーな都市と言われています。
現地で暮らした経験を元に、テルアビブの王道観光地を5つ紹介します。(ゲイビーチ情報も!)
イスラエルは中東にある小国です。サイズは四国ほどで、人口は神奈川県ほど。地中海に面しているので、「海の国」という雰囲気があります。
イスラエルで東京のような状態になっている都市が、テルアビブ。(首都は「エルサレム」ということになっています。)
テルアビブで毎年6月に開催される「テルアビブ・プライド」の参加者は約25万人と、プライド・パレードとしてアジア大陸最大級の規模。
今では、テルアビブ・プライドはイスラエルの名物イベントといった状態。こういった空気が「中東・北アフリカで最もゲイフレンドリーな都市」と言われる所以です。
成田国際空港から直行便でアクセスできるのが「ベン・グリオン国際空港」。そこから最寄の主要都市がテルアビブなので、観光客はまず、テルアビブに行くことになるでしょう。
以下は、テルアビブの観光地の人気TOP5です。どれも、知らずに歩いていて「あ、ここがあれか」となるくらい有名な場所です。
ヤッファは、テルアビブの南にある古代の港町。約4000年の歴史があると言われています。
なかでも「ヤッファ旧市街」が有名です。というか、ヤッファ旧市街に行くためにヤッファに行くと思います。
観光客が多い海沿いの通りには、釣りをする人々、ヒップなジェラート屋、アートギャラリーなどが存在します。
他には、「ユリ・ゲラー博物館」が有名です(ユリ・ゲラーはテルアビブ出身)。ヤッファの路上で、ユリ・ゲラーがゲリラ的に手品を披露したこともあるとか。
カルメル市場は、テルアビブの食文化を凝縮して展示しているかのような空間です。約500メートルの一本道の両側を、屋台が埋め尽くしています。
深紅のザクロジュース、中東のスイーツ、巨大なナスetc。写真映えする食べ物がたくさん。
カルメル市場には、有名な飲食店が集結しているので、食べ歩きすべきです。
テルアビブには、「テルアビブの白い都市/White City of Tel-Aviv」という名称で世界遺産登録された地区があります。
ドイツからの移民が建てた、「バウハウス様式」と呼ばれる建物が集中する地区のことです。
テルアビブの街並みには、ドイツのベルリンの郊外のような雰囲気があります。「中東のヨーロッパ」と呼ばれるのにも納得。
ロスチャイルド通りは、テルアビブのメインストリートと言ってよいでしょう。国内で重要なイベントがあるときは、なにかしらの催しが開催されています。
縦に長いテルアビブの西側にあるのが「テルアビブの遊歩道」。「Tayelet」とも呼ばれています。
テルアビブの遊歩道こそがテルアビブのイメージを司っている。と言っても過言ではないでしょう。
約2km続くテルアビブの遊歩道を端から端まで歩けば、「観光が終わってしまった…」と錯覚さえできます。
テルアビブの遊歩道は、ヤッファやカルメル市場やゲイビーチにも繋がっているので、立地もよいです。おのずと人が集まる場所です。
ビーチでは、テルアビブによるテルアビブのための日常が絶えず展開しています。ビーチごと宴会みたいになっていることも(週末の夕方など)。
テルアビブの遊歩道の北に、オープンリー・ゲイビーチの「ヒルトンビーチ」があります。イスラエルで最も有名なゲイビーチと言ってよいでしょう。
ただし、ナチュリスト・フレンドリーなビーチではないので、全裸は推奨されません。(ナチュリスト向けゲイビーチはテルアビブの北にあります。)