普段筋トレをしていて、なかなか成果が出ずに悩める人も多いのではないだろうか?
「そんな時は、憧れのボディを持つGOGOボーイに聞こう!」ということで、人気GOGOボーイたちにカラダ作りについて聞く新連載がスタート。
第一回目はGOGOサスケが登場。
肉厚なマッチョボディを持つサスケ。
前半は具体的な筋トレ方法、後半はトレーニングライフについて聞いてみた。
鍛える部位は「胸」「背中」「肩」「腕」「下半身」の5つ。
筋トレ頻度は週5日で「今日は肩の日、明日は胸の日…」といったように、毎日1部位づつローテーションしているそうだ。
1日1部位に絞り、1部位につき3~4種目を行い、セット数は1種目につき3~4セット。
1日1部位にしている理由は「その部位を集中的に鍛えられて、僕的に合っているんです」と話す。
本人が普段行なっている、部位別の筋トレメニューを紹介していこう。
肉厚なボリュームある雄っぱいを作るトレーニング。2種目を紹介。
マシンを使った「フライ」。
まず、肘が肩よりも下になるようにシートを調整し構える。
次に、肩甲骨を寄せたまま腕を閉じていく。ゆっくりと効かせながら元の位置に戻る。
コツは、腕を閉じた時に、胸をさらに前に押し出すように力を入れることで、大胸筋を最大収縮させることができる。
バーベルを使った「ベンチプレス」。
サスケの場合、重量+バーベル含め60kgで実施。
シンプルな動作だが、正しいフォームを意識しよう。
注意点としては、頭&お尻がベンチから離れないこと、足裏が床から離れないことだ。
身体が安定することによって、バーに力をしっかりと伝えることができ、効果的なトレーニングが行うことができる。
憧れの広い背中を作るトレーニング。マシンと自重の2種類を紹介。
マシンを使った「ラットプルダウン」。
広背筋、僧帽筋、上腕三頭筋の3つを一気に鍛えることができる。
はじめに、肩幅よりも広めの幅でバーを持つ。
その次にバーをゆっくりと下げていく(この時に胸に引きつけながら、肘をあばらにつけるよう閉じていくと効果的)。
ゆっくりバーを戻し、これを10回程度行う。
注意点としては、反動をつけずに、そして左右対称になるよう意識して行おう。
ラットプルダウンと同じく背中全体を鍛えることができる「チンニング(懸垂)」は、自重トレーニングかつ握力が必須なのでやや上級者向き。
セットポジション(スタート位置)は、バーにぶら下がり肩を下げる。
次に胸を天井に突き出すようにカラダを持ち上げ、一旦停止。
最後は元の位置に戻る。
チンニングは手幅を広くするほど負荷が高まるので、初めてであれば手幅を狭くしてやってみよう。
体格を左右する「肩」鍛えるトレーニング。ダンベルを使った2種類を教えてくれた。
まずは、ダンベルを両手に持ち直立して構える。
次に、反動を使わず、ダンベルを真横(やや前方気味)に上げる。最後は、できるだけゆっくりと元に戻る。
腕で反動を使うと効果が弱まるため、鏡を見ながら正しいフォームを意識して行おう。
パワフルな肩には必須の「三角筋」を鍛えるトレーニング。
まず、変形式ベンチを45度に設定。
ベンチに座り、ダンベルをぐっと持ち上げて、手のひらを体の向きと同じ方向に構える(この時に広背筋を収縮させる意識をもつ)。これがセットポジション。
そこから、ダンベルを上にぐっと真上に持ち上げていく。
ダンベルを上で左右合わせたら停止。停止した後、ゆっくりと元の位置までダンベルを下ろしていく。
コツは、ダンベルを上げるときに胸を張ること。腕の力だけでダンベルを上げると怪我の原因になる。
また、自分に合った重量を使うことも大事。
重量が重すぎると左右バラバラになったり、変なクセがつく可能性があるからだ。
太く逞しい「腕」鍛えるトレーニング。バーベルを使った2種類を紹介。
サスケの場合、ダンベル含めた合計30kgで実施しているそうだ。
太い腕を作る「上腕三頭筋」を鍛えるトレーニング。
ベンチで仰向けになり、バーベルを上でキープ。(セットポジション)
息を吸いながら、ゆっくりとバーベルを後ろに下げていく、ここで停止。
息を吐きながら、バーベルを元の位置に戻す。
もう一つ、バーベルを使って腕を鍛える「バーベルカール」。
まず、足を肩幅分広げてまっすぐ立ち、バーベルを逆手で握る。
次にバーベルを持ち上げる。バーベルを胸に引き付けるようなイメージで持ち上げていく。上までしっかりとバーベルをあげたら一度停止。
最後はゆっくりとバーベルを下ろしていく。
注意点としては、しっかりと脇を締めること。脇が締まっていないと力が上手く伝わらないからだ。
ガッシリとしたお尻〜足を作るトレーニング。スクワット2種類を紹介。
太ももの前にある大きな筋肉「大腿四頭筋」と、お尻「大臀筋」を鍛えられる「ダンベル ブルガリアン スクワット」。足を太くしたい人は必須のトレーニングだ。
セットポジションは、ダンベルを持ち腕を身体の横で完全に伸ばす。足を腰幅に開き、後ろになる足の甲をベンチに乗せる。
次に、腰を床に向かって下ろしていく。一旦停止して、前の足のかかとを押して最初の姿勢に戻る。
これを10回程度繰り返そう。
数あるスクワットの中でも最も負荷がかかる「バーベルスクワット」。
「大腿四頭筋」を集中的に追い込めるトレーニングだ。
セットポジション。バーベルを肩に担ぎ、足の幅は肩幅または少し広めにとる。しっかりと背筋は伸ばし、顔は斜め前を向く。
次に、腰をゆっくりと下げていく(太ももとふくらはぎが90度になるまで下げる)下げたら一旦停止。そのあとセットポジションまで戻す。
普段トレーニングを行う上で意識していることを聞いてみた。
フォームが大事
「筋トレで一番大事なのは”フォーム”だと思っています。間違えたフォームですると、別の筋肉を使ったりしてあまり効果が出ないんですよ」
中重量を意識
重量は、1セット10回程度の中重量で行い、高負荷になりすぎないように注意しているそうだ。
「なぜ高重量にしないかというと、高重量は勢いがついてフォームが崩れやすいんですよ」と話す。
フォームが崩れると鍛えている部位に効かない可能性がある。中重量の場合は正しく効いてるかがわかりやすいそうだ。
「翌日に正しい部位に筋肉痛がきたら、『あ、正しいフォームだったんだ』と答え合わせになります」
インターバルごとに水分補給する
「トレ中は水に溶かしたBCAAを持ち歩いて、インターバルで水分補給するようにしています」と話す。
トレーニングによって脂肪が燃焼されるが、同時に筋肉も燃焼する可能性がある。BCAAは脂肪だけを燃焼してくれるため、トレ中に取り入れているそうだ。
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