大手ゲイサイト、プラネット・ロミオ(PlanetRomeo)が世界127ヵ国を対象にしたオンライン調査『ゲイ幸福度指数』ランキングを発表した。
同調査はドイツのヨハネス・グーテンベルク大学の協力のもと、世界127ヵ国のゲイ&バイセクシャル11万5千人を対象に行われた。
調査ポイントは、世論(ゲイ男性が社会についてどう感じているか)、周囲からの扱い(ゲイ男性が他人からどう扱われているか)、生活満足度(ゲイ男性がどのくらい生活に満足しているか)の3点に基づき、100点満点で算出される。
トップ10は以下の通り。
1位:アイスランド
2位:ノルウェー
3位:デンマーク
4位:スウェーデン
5位:ウルグアイ
6位:カナダ
7位:イスラエル
8位:オランダ
9位:スイス
10位:ルクセンブルク
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43位:日本
全127ヵ国のうち1位はアイスランド。最下位はウガンダという結果に。
トップ10入りしている8割をヨーロッパが占めており、中でも驚くべきはベスト4全てが北欧の国々ということだ。
北欧では、世界で初めて首相でLGBTをカミングアウトした前アイスランド首相ヨハンナ・シグルザルドッティルを始め多くのLGBTが活躍しており、北欧全体にLGBTに寛容な地域性であることが分かる。
気になる日本のゲイ幸福度指数は100点満点中50点で、全127ヵ国のうち43位となった。
日本以外のアジアでは、16位タイ、34位台湾、41位フィリピン、57位韓国、63位中国、という結果に。
日本においては、今年渋谷区パートナー証明書など初のLGBT施策ができたこともあり、来年度はランキング上位に食い込むことを期待したい。