オーストリアの首都ウィーンで、ゲイをテーマにした信号が登場し話題になっている。
歩行者信号機の「止まれ」「進め」の表示を、ゲイカップル&レズビアンカップル仕様に大胆チェンジ!既にウィーン市内で10数カ所以上設置しているとのこと。
なぜウィーンがこうもゲイフレンドリーな信号を設置したのかというと、今月開催される欧州最大級の祭典『ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2015』が開催されるからだ。
昨年のユーロヴィジョンでは『ヒゲ女装』のコンチータ・ヴルストが優勝したことが記憶に新しい。コンチータの優勝により欧州全体でLGBTムーブメントが生まれ、同コンテスト開催地のウィーンではLGBTフレンドリー都市化が進んでいる。
ウィーンの都市照明を担当者によると、「ウィーンは偏見の無い都市」をアピールするべく、ゲイ信号を設置しドライバーと歩行者の注意を引きつけたいと話している。
世界40カ国が参加するユーロヴィジョンの決勝戦は2015年5月23日に放送予定。今年はどんなドラマが生まれるのか?期待に胸が高まるばかりだ。