『ゲイの献血』これは、日本を含め厳しく規制されている国が多い。
現在は医療の発展から、ストレート男女同様にゲイにも献血ができるようにといった活動が広がっている。
これを受け、アメリカの米国食品医療品局(FDA)では『10年以内に同性間の性交渉があった場合は献血禁止』との厳しい条件を設けていたが、先月、当局はこれを12ヶ月に条件緩和した。
しかし、いくら緩和したといえ、献血の為に12ヶ月もセックス出来ないなんてとても現実的とはいえない!
そんな理不尽さに立ち上がった、映像ディレクターのジェイク・ウィルソンは、ゲイ業界のスターを集結させ、テイラー・スウィフトのパロディーでゲイの献血解禁を訴えるキャンペーン動画を公開した。
まず動画では、ゲイの主人公が街中で献血車を見つけ、献血協力を申し出る。
彼は、検査員にゲイである事実を伝え「先週セックスした」と伝えると、検査員は「ゲイの献血は12ヶ月間セックスしていなことが条件」とし献血NGを出す。
主人公は「12ヶ月間もセックスできないなんて意味わかんない!」と理不尽さに怒り、検査員とキャットファイト!
そこからは、テイラー・スウィフトの『Bad Blood』のパロディーがスタート。
貞操器具を付けた主人公が、あらゆるセックスの誘惑に耐え抜くといった皮肉満載のビデオになっている。クオリティ高い動画は必見!
ちなみに、この動画で訴えている『ゲイの献血』は、ゲイ=エイズといった偏見が根強い80年代から30年以上もの間法改正されておらず、『ゲイへの献血規制は、同性愛者への偏見から生まれたものであり科学的根拠はない』ということを表している。
この理不尽さを訴えるべく、ストレート男女同様にゲイにも献血ができるようにといった活動が米国を始め世界中に広まっているのだ。
ちなみに、ゲイへの献血を解禁することで世界的な献血不足を解消でき、年間200万人以上の命が救われると見込まれている。
*日本では半年間に同性とのセックスがある場合は献血ができず、依然として厳しい条件になっている。