アップルCEO、ティム・クックが初めて公にカミングアウトを果たした。
以前よりゲイということは認知されており、米ゲイ雑誌OUTの『世界で最も影響力のあるゲイ』ランキングで1位に選出されている。
自ら公にカミングアウトした理由としては、自身のプライバシーを公表することでLGBTの助けになれればと語っている。
「自らをLGBT活動家としては考えていません。しかし、私自身(AppleのCEOとして)カミングアウトをすることによって、世界中の多くの人々に勇気を与えられると考えたからです。また、私はゲイであることを誇りに思っている。それは神が私に授けてくれた最高の贈り物だ。」
アップルCEOとしての立場、公平性を常に唱えている同氏ならではといえるカミングアウト。米国では今年に入り同性婚可能州が64%を越え、それによりLGBT権利活動が加速している。
ティム・クック氏のように、世界中が注目する人物のカミングアウトはLGBTのみならずストレート層にも確実にリーチしているだろう。
彼の勇気ある行動が、更なるLGBTの権利活動につながることを期待したい。