ロンドン現地時間3月19日、ドルチェ&ガッバーナのロンドン店にて、LGBT団体による抗議デモが発生した。
ロンドン店舗前では約100人以上の活動家が参加。「家族は愛で作られている」「ホモフォビアはファッショナブルではない」といったプラカードを掲げ、「D&Gは謝罪しろ!」と抗議している。
世界中から論争を巻き起こしているドルチェ&ガッバーナ。
彼らは同性カップルと体外受精で産まれた子供に対して、「唯一の家族というものは血の繋がった伝統的なものだけ。」「体外受精児は人工的(偽物)な子供」等とインタビューで発言。SNSを通じ大炎上している。
彼らの発言の余波はすさまじく、LGBT&LGBTフレンドリーなセレブたちから大バッシングを受けている。
また、過去にD&Gの広告を務めたマドンナも、自身のインスタグラムで苦言を呈した。
「全ての赤ちゃんには魂があるわ。人工的な魂なんてないのよ!」「あなたたちは発言する前にもっと考えてしゃべって」と、以前D&Gのキャンペーンで起用された自身の写真と共に投稿した。
また、今回の件でドルチェ&ガッバーナは、「あくまでも私たちの見解を述べただけ」と表現の自由を主張しており、本人たちから謝罪の言葉は発表されていない。
今後も加速するであろう、世界的なD&Gのボイコット・抗議運動に注目していきたい。