来月5月13日~24日の期間で開催される、2015年度カンヌ国際映画祭の審査員に、グザヴィエ・ドラン(26)が史上最年少で選出されたことが分かった。
カンヌ国際映画祭は、言わずと知れた世界三大映画祭の中でも最も影響力がある映画の祭典。弱冠26歳のドランは、今年の映画界の頂点を決めることになる。
オープンリーゲイの若き天才監督グザヴィエ・ドランは、デビューから5作品全てがカンヌ正式出展される快挙を成し遂げており、最新作『Mommy/マミー』では、昨年度の審査員特別賞を受賞した。
また、今年度の審査員長は巨匠コーエン兄弟が務め、ドランを含む映画界を象徴するキーパーソン全9名によって、最高位のパルム・ドールをはじめとする受賞者が決定される。
今週末からいよいよ日本公開される最新作『Mommy/マミー』を控えたドラン熱は、ますますヒートアップしそうだ。
映画『Mommy/マミー』
2015年、架空の国、カナダで起こった現実―
ユーモラスな親子の日常を舞台に、全宇宙共通のテーマ「母と子」の深い愛情と葛藤が誰もの魂をえぐり、人間模様に彩りを添える色彩描写が絶妙なエモーションをひきずり出す。若いほとばしりと成熟の両局面を醸し出す心の描写で「涙のクライマックスが2回来る」と絶賛されたドランの最高傑作。
『Mommy/マミー』4月25日(土)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、
YEBISU GARDEN CINEMA、109シネマズ二子玉川 (New Open)ほか、全国順次公開。
監督:グザヴィエ・ドラン
出演:アンヌ・ドルヴァル、スザンヌ・クレマン、アントワン=オリヴィエ・ピロン
配給:ピクチャーズデプト
提供:鈍牛倶楽部、巖本金属
後援:カナダ大使館
特別協力:ケベック州政府在日事務所
2014年/カナダ/フランス語/日本語字幕/138分/DCP/カラー/ドルビーデジタル/1:1 © 2014 une filiale de Metafilms inc.