謎に包まれた天才写真家ヴィヴィアン・マイヤーに迫るドキュメンタリー映画『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』が、2015年10月10日(日)より劇場公開される。
彼女の作品が発表されていたら、20世紀の写真史は変わっていたかもしれないーー。写真家の名前はヴィヴィアン・マイヤー。すでに亡くなっており、職業は乳母だ。決して素性を明かさなかった彼女は、15万点以上の作品を残しながらも、生前1枚も公表することがなかったという。米シカゴ在住の青年ジョン・マルーフが、オークションで彼女のネガを手に入れ写真を公表。その写真たちは瞬く間に世界を虜にした。
世界各国の映画祭で上映された本作は、第87回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネートをはじめ、各国の映画祭を席巻している。
誰も知らなかった天才写真家の素性とは一体?世界が絶賛した奇跡のアート発掘ドキュメンタリーは必見だ。
STORY
2007年、シカゴ在住のある青年がオークションで大量の古い写真のネガを手に入れた事をきっかけに彼女の写真集が発売されると、全米売り上げNo.1を記録。このニュースは各国のメディアでも報道され、NY・パリ・ロンドンなどで展覧会が開かれるやいなや、人々が押し寄せた。
乳母をしていた謎の女性ヴィヴィアン・マイヤーが、なぜこれほど優れた写真を撮ることができたのか?なぜ誰にも作品を見せなかったのか?そんな彼女のミステリアスな生涯と人物像が、関係者のインタビューや系図学者のリサーチによって徐々に明かされていく。
『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』
2015年10月10(日) シアター・イメージ・フォーラムほか全国で順次公開
監督:ジョン・マルーフ、チャーリー・シスケル
原題:Finding Vivian Maier
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© Vivian Maier_Maloof Collection