先日行われたアカデミー賞授賞式にて見事オスカー(主演男優賞)を獲得したエディ・レッドメイン。次回作の『The Danish Girl(原題)』にて、トランスジェンダー役(MtF)を演じることがわかった。
映画『The Danish Girl(原題)』は、デヴィッド・エバーショフ著『世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語』が原作で、性適合手術を史上最初に受けた人物リリ・エルベの物語となっている。
同小説は2000年に発表されて以来世界的ヒットを呼んでおり、ローゼンタール財団賞、ラムダ文学賞。ロサンゼルス・タイムズ誌では「年間ベスト本」として当時大きな反響を呼んだ。
本作で、エディ・レッドメインは、男性から女性になった(MtF)の主人公リリ・エルベを演じる。
監督を務めるのは、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を受賞し、エディも出演した『レ・ミゼラブル』の名監督トム・フーパーだ。またその他キャストには、先日ジョニー・デップと婚約した美女アンバー・ハード、オープンリーゲイ俳優ベン・ウィショーが出演する。全米公開は2016年予定。
また、アカデミー賞では、LGBT映画やトランスジェンダー役が年々注目されており、2014年の映画『ダラス・バイヤーズ・クラブ』のジャレッド・レトはトランスジェンダー役を演じ見事オスカーを受賞している。
若きオスカー俳優、エディ・レッドメインの好演に期待したい。
via:OUT magazine