弱冠25歳の若き天才監督グザヴィエ・ドラン。彼の最新作にして最高傑作と名高い話題作『Mommy/マミー』がいよいよ4月25日(土)に劇場公開される。
世界中で話題沸騰中のグザヴィエ・ドランは、弱冠25歳にして過去5作品全てがカンヌ国際映画祭へ正式出展される快挙を成し遂げており『話題の人物TOP5』に選出されるほど、世界中でドラン・ブームを巻き起こしている。また、彼はゲイを公言するオープンリー・ゲイ監督でもあり、自身の経験を反映した作品を多く手掛けている。
『Mommy/マミー』は、昨年末フランスで公開され、『ゴーン・ガール』を抜いて週末動員ランキング1位を獲得、最終的には100万人を超える大ヒットを記録した。
本作の見所はなんといっても、ドランの創る圧倒的な映像美と音楽性の高さ。また演出もさることながら、批評家からは「涙のクライマックスが2回来る」とストーリーも大絶賛されている。
涙なしには観られない、親子の普遍的な愛を綴った本作は必見だ。
STORY
とある世界のカナダでは、2015年の連邦選挙で新政権が成立。2ヶ月後、内閣はS18法案を可決する。公共医療政策の改正が目的である。中でも特に議論を呼んだのは、S-14法案だった。発達障がい児の親が、経済的困窮や、身体的、精神的な危機に陥った場合は、法的手続きを経ずに養育を放棄し、施設に入院させる権利を保障したスキャンダラスな法律である。ダイアン・デュプレの運命は、この法律により、大きく左右されることになる。
『Mommy/マミー』
2015年4月25日(土)より、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国順次公開
監督:グザヴィエ・ドラン
出演:アンヌ・ドルヴァル、スザンヌ・クレマン、アントワーヌ・オリヴィエ・ピロン
Photo credit : Shayne Laverdière (c) 2014 une filiale de Metafilms inc.