台詞・字幕・吹き替え一切無しの衝撃作『ザ・トライブ』が、2015年4月18日(土)より劇場公開。2014年カンヌ国際映画祭で批評家から絶賛され、全世界で30以上の賞を総ナメにしている話題作がいよいよ日本初上陸を果たす。
キャストは全員聾唖(ろうあ)者、彼らが普段使用する手話で全ストーリーが構成されている。言語としての手話を超越したボディーランゲージは、観客の想像力を最大限に掻き立て、未体験の感覚へと誘ってくれる。
聾唖者の寄宿学校を舞台に、犯罪、売春、暴力、あらゆる闇が渦巻く非行少年たちを生々しく描く衝撃作を、是非その目で確かめて欲しい。
STORY
ろうあ者の寄宿学校に入学したセルゲイ。
そこでは犯罪や売春などを行う悪の組織=族(トライブ)によるヒエラルキーが形成されており、入学早々彼らの洗礼を受ける。何回かの犯罪に関わりながら、組織の中で徐々に頭角を現していったセルゲイは、リーダーの愛人で、イタリア行きのために売春でお金を貯めているアナを好きになってしまう。アナと関係を持つうちにアナを自分だけのものにしたくなったセルゲイは、組織のタブーを破り、押さえきれない激しい感情の波に流されていく…。
『ザ・トライブ』
公開日:2015年4月18日(土)
場所:ユーロスペース、新宿シネマカリテほか全国で順次ロードショー。
上映時間:132分※字幕なし。手話のみ。
監督・脚本:ミロスラヴ・スラボシュピツキー
主演:グリゴリー・フェセンコ/ヤナ・ノヴィコヴァ
提供:ミモザフィルムズ/彩プロ
配給:彩プロ/ミモザフィルムズ
後援:ウクライナ大使館