6月29日、米・サンフランシスコで開催されたプライド・パレードにて、アップルCEOのティム・クックが、同社の8000人の従業員を率いてパレードに参加したことが分かった。
6月26日の全米同性婚合法化を受け、例年以上の盛り上がりを見せたプライドパレード。
今年は、グーグル、フェイスブック、ウーバーらメジャーカンパニーがパレードに参加。いずれの企業も数百人単位の参加だったが、アップル単体で8000人の参加は異例ともいえる大規模なものとなった。
クックは自身のツイッターにパレード参加の写真をアップし、「アップル社員、友人、家族の8000人を超える人々とパレードを祝えることを誇りに思う。ハッピー・プライド!」とツイートした。
Great to celebrate with over 8,000 Apple employees, friends and families. Happy Pride everyone! #applepride pic.twitter.com/2A9YD9z95B
— Tim Cook (@tim_cook) 2015, 6月 29
ティム・クックは、フォーブス誌の世界上位500企業の中で、ゲイであることを公言している唯一のCEO。米ゲイ雑誌OUTが選ぶ『最も影響力のあるパワーゲイ』ランキングでも1位を得ている、名実ともに世界一のパワーゲイだ。
また、クックは今年6月、日本円にして8億円以上をLGBT支援団体ヒューマン・ライツ・キャンペーン(HRC)に寄付するなどし、積極的にLGBT支援活動を行っている。