米ミシシッピ州&ノースカロライナ州の「LGBT差別法」に著名アーティストが公演中止へ

April 13th, 2016

ブルース・スプリングスティーン

 

 

昨年、全米で同性婚が合憲となり、LGBT権利が法の下の平等となった。

しかし、2つの州にてLGBTを差別する「LGBT差別法」なるものが成立し、大きな非難を浴びている。

 

米ノースカロライナ州では3月23日、知事が「出生時と同一の性別の風呂やトイレを使わなくはならない」といったトランスジェンダー差別が含まれた州法「HB2」にサイン。これによりトランスジェンダーは、自身の望むトイレを使えないことになる。

 

同じく、ミシシッピ州では4月5日、「信仰の自由」を理由に結婚式場が同性カップルの挙式を拒否できる、広範囲な「LGBT差別法」に知事がサインし可決された。

 

ちなみに先日のジョージア州では、同法案について非難が殺到し、知事が撤廃している。

 

このミシシッピ州、ノースカロライナ州の動きに対し、著名アーティストが相次いで公演中止を発表した。

 

米人気歌手「ブルース・スプリングスティーン」は、4月10日にノースカロライナ州で予定されていたコンサートを中止すると発表。

理由について公式サイトにこう記載している。「世の中にはロックコンサートよりも重要なことがある。差別や偏見と闘うこともその一つ。進歩を後押しせず、後退させようとする勢力に対し抗議するためには、これ(コンサート中止)が私に与えれた最善の手段なのです」とコメントした。

 

カナダ人歌手ブライアン・アダムスも、4月14日のミシシッピ州でのコンサート中止を発表した。「人としての権利を否定される州ではコンサートは行えない。ミシシッピ州が自ら間違いを正し、再びファンの前で演奏できることを願っている」とFacebookに投稿した。

 

この差別法案に抗議をしているのはアーティスト達だけでない。

3月23日のノースカロライナ州の法案可決のあと、アップル、ツイッター社、ペイパル、Huluなど大手企業100社が知事に対し「HB2」の廃止を求めている。

 

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