人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の映画3作目が、制作キャンセルになったことが分かった。英Daily Mail紙ら各紙が報道している。
2016年12月、メインキャストである4人は3作目の出演契約にサインしたと報じられ、正式に制作が決定していた。
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そんな中、すでに台本が完成していた3作目がキャンセルになったのだ。
原因は、サマンサ役のキム・キャトラルが要求したとんでもない内容だという。
キムはSATCを制作するワーナー・ブラザーズに対し、「SATCへ出演する代わりに、自身が手掛ける映画を制作したい」と要求したのだ。
これに対し同社は却下。また、サマンサが出演しないとSATCは成り立たないと判断し、しぶしぶ制作をキャンセルしたのだ。
この急展開を受けて、契約を結んでいたサラ・ジェシカ・パーカー、クリスティン・デイヴィス、シンシア・ニクソンらはかなり失望しているそうだ。
サラ・ジェシカは米エンタメ番組『Extra』のインタビューにて、「もう終わったわ、制作はされない。とても面白くて、切なく、明るく、みんなに共感してもらえるような脚本が完成していたから、本当に残念よ」とコメント。
またクリスティンもSNSにてコメントを発表した。
「ファンのみんな、SATCへの愛とサポートを、ありがとう。続編を公開できなくて、悲しみと残念な気持ちでいっぱいよ。まだ自分自身、シャーロット役を続けられないという事実をちゃんと受け入れられていないの。でもSATCはこれからも、みんなの心のなかで生き続けるわ。SATCに関われたことを本当に嬉しく思う」
この騒動について、キムは自身のツイッターでこう発言した。
「報道は嘘だらけよ。私が唯一“要求”したのは、SATCの3作目に出演しないということだけ。しかもこれは2016年の話よ」とツイートし、自身の映画制作について要求はしてないと弁明した。
これに対し、スタンフォード役を演じたウィリー・ガーソンはツイッターにて、「彼女はサマンサ役を完璧にこなしたよ。他のキャスト同様にね」と、ドラマのお騒がせ役であるサマンサに合わせた皮肉交じりのツイートをしている。