日本人になじみのないアメリカの中間選挙について、簡単に解説していこう。
中間選挙とは4年に一度行われるアメリカの選挙で、大統領選挙の間に行われる。投票日は米時間11月6日。
任期を迎えた上下院の議員を決める選挙で、また50の州のうち30州で知事選も実施される。
結果はトランプ大統領の進退には影響ないものの、与党である共和党はどれだけ議席を維持できるかが注目されており、大統領選挙から2年間の実績や評価を問う「国民からの審判」ともいえる重要な選挙。
もちろん、2年後の大統領選挙にも大きく影響してくる。
トランプ大統領といえば、最近もトランスジェンダーを排除する方針をかかげたりと、就任当時よりLGBTコミュニティから非難され続けてきた存在だ。
リッポンやル・ポール、また民主党支持を表明したテイラー・スウィフトなど、著名人らがトランプ反対の意向をあらわにしている。
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日本では影響力をもった芸能人やスポーツ選手は「政治発言を自粛するべき」のような風潮がはびこっているが、逆にアメリカでは、著名人こそ影響力を用いた政治発言をすることが当たり前となっている。