目頭が熱くなる…
台湾の醤油メーカー「金蘭醤油(KIMLAN)」が、レズビアンの家族をテーマにしたCMを公開。大きな反響を呼んでいる。
「金蘭醤油」は台湾醤油の代名詞的存在で、創立60年を超える老舗メーカー。
そんな同社は、11月24日に行われる「同性婚の是非を問う国民投票」に向けた応援CMを公開した。
CMの冒頭、ママと娘が仲良く家路につく様子が描かれており、よくある家族の光景と思わせる。
CM後半、家に帰ってきたのはパパかと思いきや・・・もう一人のママだった!
二人のママと娘。しかし、何も特別なことはない。
どこにでもある、ごくごく”ふつう”な家族の食卓が描かれる。
CMは、以下のナレーションで締めくくられる。
「家庭によって料理の味は異なります。濃かったり、薄かったり、ちょっと特別だったりもしますよね」「テーブルに愛がある限り、誰もが味わうことができる幸福の味がそこにはあります」
これは家庭によって味付けは違うし、家庭の定義は家庭によってそれぞれ違うよね、でもそれは特別(Special)なことなんだよ。と、醤油と同性カップルを掛けた秀逸なナレーションだ。
CMは台湾語/英語字幕だが、見ただけでストーリーと同性カップルの温かさが伝わってくる。以下必見。
ちなみに、CMに登場する女優Ke Huan-Ruは、台湾で公開中のゲイ&レズビアン映画『BAOBAO 親愛的卵男日記』で主演を務めており、同じくレズビアンカップルを演じている。
*同作は来年日本公開予定。