全米で話題のゲイ映画『Boy Erased(原題)』が、邦題『ある少年の告白』として、4月にTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショーされることがわかった。
本作は、毎年アメリカで行われているゲイ矯正治療の闇を描いた作品。
矯正治療とは、その名のとおり、性的指向を無理やり変えるために、施設に送ることや、セラピーに通わせて”ゲイを治す”目的で行われるもの。
熱心なキリスト教徒の親が、ゲイと分かった子供に対して行うことが多く、その数毎年7,700人!!めまいがする数字だ…。
ゲイは変えることができない性的指向なのに、無理矢理ストレートに”戻そう”という、科学的根拠もない滅茶苦茶な治療が、2018年の今でも行われている。
本作の原作小説『Boy Erased(原題)』は2016年に発表されると、NYタイムズのベストセラーに選ばれ、全米で大きな反響を呼んだ衝撃の実話。
待望の映画化では、主演に若手実力派俳優ルーカス・ヘッジズ、脇を固めるのはハリウッドの大御所ニコール・キッドマン、ラッセル・クロウらだ。
昨今、LGBT権利が世界的に叫ばれる中で「ゲイ矯正治療」は無視できない現実。ぜひ、その真実をスクリーンで確かめてみてほしい。