ゲイ雑誌「バディ」が、次号(2019年3月号)をもって休刊することがわかった。
先日25周年記念号を迎えたばかりにも関わらず、突然の休刊宣言。
バディ(Badi)は、1993年に誕生したゲイ雑誌。
過去にはマツコ・デラックスが編集者として活躍し、ドラァグクイーン界の大御所マーガレット、ブルボンヌら、ゲイ業界の名だたる人物を輩出してきたことで知られている。
ゲイ雑誌といえば、80年代~2000年代にかけて「薔薇族」「さぶ」「アドン」ら、多くのゲイ雑誌が発行されてきたが、そのほとんどが廃刊しており、2016年に休刊した「G-men」を最後に、現存する紙媒体のゲイ雑誌は「バディ」と「サムソン」の2誌だけだった。
しかし今回の休刊により、国内の紙媒体のゲイ雑誌は「サムソン」のみに。
バディ発行元のテラ出版によれば、月刊誌休刊後はデジタルメディアへの移行や、定期的なムック本の制作を行うとしている。
バディの最終号となる2019年3月号は、年明け1月21日に発売予定。