「ラストクリスマス」で知られる、オープンリーゲイ歌手のジョージ・マイケルが、クリスマスの12月25日に死去。53歳だった。
ジョージ・マイケルは、英国オックスフォードシャーの自宅にて死去。死因について発表はされていないが、英警察によると不審な点はないとしている。
広報担当者によると、「私たちの愛すべき息子、兄弟、そして友人であるジョージが、このクリスマスの期間に自宅で亡くなったことは大きな悲しみだ。家族はこの困難な時にあってプライバシーを尊重してほしいと望んでいる。現時点でこれ以上のコメントはない」と発表した。
ジョージ・マイケルは、81年にポップデュオ「ワム!」を結成。「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」、「ラスト・クリスマス」などヒットを連発し一世風靡。
その後はソロシンガーとして現在まで活躍していた。
歌手として活躍する一方で、1998年に公衆トイレでの猥褻行為による現行犯逮捕や、度重なる大麻所持で捕まっており、私生活でもスキャンダルの絶えない人物だった。
無精髭の兄貴ルックスで、長年に渡り世界中のゲイカルチャーを牽引してきた人物として、彼の功績は計り知れない。