HIVを検査するための「HIV郵送検査キット」が「自販機」で手軽に購入できる取り組みがスタートした!
コミュニティセンターakta主導で、HIV郵送検査キットを購入できる自動販売機(ディスペンサー)を設置。

設置場所は、東京の新宿二丁目内にある「スギ薬局|新宿御苑店」と山梨県にある「中村キース・ヘリング美術館」の2箇所。2025年12月16日(火)より順次スタートする。
ゲイたちとは切り離せないHIV/エイズの問題。
近年問題となっているのが、診断時にすでにエイズを発症している「いきなりエイズ」の多さだ。
2024年の国内新規HIV感染者報告のなかで、エイズと診断される人は約3割に及ぶそう。
その背景として「HIV検査に行きづらい…」「めんどくさい」「周囲の目が気になる…」といったハードルがある。
もっとHIV検査を手軽に行ってほしいという狙いで、店舗で購入できる自販機(ディスペンサー)が試験導入されたというわけだ。
また、検査キットの価格は2,500円(税込)と、一般的なHIV検査キットに比べて格安なのも嬉しい。
これまで自販機は、「東京レインボープライド」などのイベントで設置されてきたものを、今回初の実店舗で実施。
新宿二丁目内にある「スギ薬局|新宿御苑店」では、2025年12月16日(火)から2026年2月20日(金)の期間で設置。
ネット決済したのち、店頭のディスペンサーで受け取れる仕組みだ。


また、山梨県にある「中村キース・ヘリング美術館」にも、同年12月16日(火)から2026年2月15日(日)まで設置される。
同美術館は、エイズで死去した世界的アーティスト、キース・ヘリングにフォーカスした世界で唯一の美術館として知られている。



HIV検査は、セックスするゲイたちは「1年に1回」の頻度で行おう。(セックス頻度が高い人は半年に1回がベスト)
保健所でもいいし、今回のような検査キットを使って、手軽に行うのもよし。
気になった人はぜひ試してみて!