『カイリー』の名を持つ2人のスターによるバトルが勃発している。
キム・カーダシアンでお馴染みの「カーダシアン一家」の末っ子、モデルのカイリー・ジェンナー(18)が、『カイリー』の名前で商標登録しようとしていることに対し、”本家カイリー”のカイリー・ミノーグが激怒している。
カイリー・ジェンナーは、娯楽・ファッション・ポップカルチャーなどを含むエンタメ分野で『カイリー』の商標登録を出願。もし通れば、今後あらゆる分野においてジェンナーが独占状態で展開できる。
しかし、これに対し”本家カイリー”のカイリー・ミノーグ側が裁判所に訴えたのだ。
裁判所に提出した書類によると、「ミス・ジェンナーは、リアリティーショーに出演する二流のスターです」「彼女のSNSでの写真を用いた露出趣味と物議を醸す投稿の数々は多くの批判を浴びています」と、ジェンナーが過去に問題になった事例を挙げた。
一方、カイリー・ミノーグに関しては、彼女の名前で取得したドメイン「Kylie.com」を例に、これまで8000万枚のセールスを記録したという事実を提出。「カイリー・ミノーグは世界的に著名なアーティストであり、かつ人道主義者、乳がん撲滅運動家です」と記されている。
この騒動をうけ、カイリー・ミノーグはツイッターに、「ハロー……私の名前は”カイリー”よ」とつぶやいた。
Hello….. My name is KYLIE #lightyears
— kylie minogue (@kylieminogue) 2016年2月28日
ちなみに、彼女がはじめてリリースしたアルバム『Kylie』は1988年。その9年後にジェンナーが生まれたことになる。
世界的ポップの女王、カイリーに喧嘩を売ったジェンナー。勝敗の行方やいかに?