ゲイテーマの名作映画「チョコレートドーナツ」が舞台化!
2023年10月8日より東京・PARCO劇場にて上演される。
「チョコレートドーナツ」の舞台は1979年のウェスト・ハリウッド。
シンガーを夢見ながら、ドラァグクイーンとして日銭を稼ぐ主人公・ルディ。
出口の見えない生活の中、ルディの人生は、運命の人ポール、隣室のダウン症のある少年マルコと出逢うことで変化していく。ゲイのカップルであるルディとポールは、悩み、迷いつつ、手を組んで世の中に立ち向かっていく。
社会的マイノリティが直面する問題を告発しつつ、愛と自由を求める人間の本質を描いた作品で、日本を含め世界中で大ヒットした。
最初に舞台化したのは2020年。
日本でも広く支持を得たこの映画を、2020年世界で初めて、宮本亞門演出で舞台化された。折からのコロナ禍で残念ながらわずかな上演回数となった本作品。そこで23年10月に満を持して再演することが決定したのだ。
主人公・ルディ役には東山紀之、ルディの運命の人ポール役に岡本圭人。そして宮本亞門の翻案・脚本・演出で待望の上演!
映画ではトニー賞受賞俳優アラン・カミングが演じたこの主人公に、舞台版では東山紀之がその卓越したダンス、唄、演技で挑み、観客を魅了する。
そしてルディと共に障がいのある少年マルコを育てようと、世間と闘う検察官ポールには、今回新キャストとして岡本圭人を新たに迎えるそうだ。
「Le Fils息子」(21)や「4000マイルズ〜旅立ちの時~」(22-23)等舞台での活躍が目覚ましい岡本が、新たなポールに挑戦する。
またダウン症のある少年マルコ役は、初演同様、実際にダウン症のある青年のオーディションを実施し、トリプルキャストで丹下開登、鎗田雄大、鈴木魁人が選ばれた。
そして、共演者には、新たなキャストとして山西惇ら、初演から続投する高畑淳子らと、豪華な面々がラインナップ。
70年代のアメリカのヒットナンバーを散りばめた華やかなショーシーンと、緊迫の法廷ドラマを織り交ぜつつ、愛と希望、未来を求めて、苦闘する人間の姿を感動的に謳い上げるヒューマンドラマ。
宮本亞門がタクトを振る傑作の再演は、期待が高まるばかり!
ぜひ気になる人は公演情報をチェックしてみて。