オープンリーゲイの若き天才監督グザヴィエ・ドランの最新作『It’s Only The End Of The World(原題)』が、2017年2月11日(土)に日本公開されることが分かった。
キャストには、マリオン・コティアールの他、『007 スペクター』のレア・セドゥ、『サンローラン』のイケメン俳優ギャスパー・ウリエルを中心に、ヴァンサン・カッセル、ナタリー・バイなど、フランス映画界を代表する超豪華キャストが集結。
同作は、劇作家ジャン=リュック・ラガルスの舞台劇「まさに世界の終わり」を基にし、ドランが監督・脚本を手がけている。
気になるストーリーはというと、長い間帰郷していなかった若手の作家が12年ぶりに故郷に帰り、家族に自身の死が近づいていることを告白することで表面化する、家族の葛藤、そして愛、それぞれの生と死を描く瞑想的な物語。
グザヴィエ・ドランといえば、昨年公開された前作『Mommy/マミー』で、カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞し、日本でも大ヒットを記録。
その後、カンヌ国際映画祭にて史上最年少審査員抜擢や、ルイ・ヴィトンの広告塔への起用、アデルのヒット曲『Hello』の監督を務めるなど、映画業界のみならずマルチな才能で世界中を虜にしている。
また、現在開催中の「第69回カンヌ国際映画祭」にも本作が出展されており、5月22日(現地時間)発表の受賞に期待がかかっている。今後の動向に注目したい。