2016/05/16

ル・ポール「ドラァグはTVに受け入れられてこなかった」ドラァグ文化について語る

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ル・ポール

 

 

アメリカのドラァグシーンを代表するスーパースターのル・ポールが、米番組に出演しドラァグ文化について話った。

 

米ABCニュースの総合司会者ダン・ハリスに対し、ル・ポールは自身の人気番組『ル・ポールのドラァグレース』について口を開く。

 

「ドラァグレースが人気なのは、レースの核が人の屈強さについての物語におかれているからよ」

「私たちは、社会から追いやられたにも関わらず、輝く為に道を切り開いてきた子たちをレースを通して見ることができるの。逆境に立ち向かいながらも輝く姿は目を見張るものがあるわ。特に、個々の人生について知るときなんかね。」

 

「私は個々の人生についてよく知っているわ。だってそれらのストーリーは、私のものでもあるから。この手のストーリーは、型にハマらないと考える人たちみんなのストーリーと言っても過言ではないわね。」

 

ル・ポールが司会を務めるドラァグクイーンのオーディション番組「ル・ポールのドラァグレース」は、間も無くシーズン8を終えようとしており、番組の人気は最高潮だ。

 

また、ル・ポールはメインストリームのメディアについて言及。

「私が『トゥナイト・ショー』や『エレンの部屋』などの人気TV番組に受け入れられてこなかったのは、それらの番組は、私の行動を馬鹿にすることしかできなかったからだと思うわ」と痛烈に非難。

 

ドラァグクイーンの美しさについてル・ポールは「ショービジネス界は弱々しい人たちの為にはないの。ドラァグは弱々しい人たちのものじゃないわ。タフであることが必要よ」

「私はレースをやさしくする為に存在してるわけじゃないのよ。そのことを出演者にはたっぷり教えてあげなくちゃね。」と、ル・ポールらしい厳しくも愛を感じるコメントを残した。

 

 

全米ロングランの大ヒット番組となった『ル・ポールのドラァグレース』は、今年4月より動画配信サービスNetflixにて日本上陸している。

早くも日本のLGBTコミュニティで話題の同番組は、まだ見ていなければ是非チェックしてみてほしい。

 

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