現地時間5月23日、俳優のジョニー・デップ(52)と、女優アンバー・ハード(30)夫婦が離婚を申請。二人は約15か月間という短い結婚生活に終止符を打った。
これに対し、ジョニー・デップの広報がコメントを発表。
「この結婚の短さとジョニーが最近母親を亡くしたばかりであることから、彼が、面白おかしく書き立てた間違ったストーリーやゴシップ、デマ、彼の個人的な生活についてのウソに回答することはありません」と声明をだし、離婚の詳細について話す予定はないと明らかにした。
今回、離婚を申請したのはアンバーの方で、離婚理由について「和解しがたい不和」としている。
アンバー・ハードは、女性と交際していたことを認めているオープンリーバイセクシャル。二人は映画の共演で出会い、ジョニーの熱烈なアプローチで2015年2月に結婚。
映画『チャーリー・モルデカイ』のジャパンプレミアの際には二人揃って来日をし、ラブラブな姿を見せてきたが、度々不仲説が報じられていた。
今回の離婚にあたり、配偶者扶養料をジョニーに求めているそう。
ちなみにジョニーの総資産は4億ドル(約440億円)といわれており、その他にも島や不動産など多くの資産を保有している。
今回の配偶者扶養料に対し、ジョニーは婚前契約を交わしていなかったことをあげ、請求を取り下げるよう弁護士を通じて要求している。
一部報道によると、ジョニーの娘はじめ親族一同がアンバーを好ましく思っていなかったようで、アンバーのことを「ジョニーと結婚したのはお金と女優キャリアのために利用している」と非難していたそう。
ちなみに、ジョニーの娘といえば女優ヴァネッサ・パラディとの間にできた娘リリー・ローズ・デップだ。
リリーは、ジェンダーフルイディティであることをカミングアウトしたり、最近ではシャネルの新フレグランスの広告塔に起用されるなど、イット・ガールとして人気を集めている。
また、ジョニーも映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が5月27日より全米公開される為、プロモーション活動で大忙しの時期。
仕事は順調なはずのジョニー・デップ一家に訪れた災難。今後は裁判が行われるそうで、事態が泥沼化しないか気掛かりだ。