2017/05/30

HIV陽性者の平均寿命は78歳。一般とほぼ変わらない結果に(研究結果)

  • facebook
  • Twitter
  • line
  • はてなブックマーク
  • Copy

「HIV陽性」と判断された人の平均寿命は、非感染者と “ほぼ変わらない” とする最新の研究結果が発表された。

 

 

 

 

英ブリストル大学の研究チームがHIV感染者8万8500人に調査を行ったところ、2010年に20歳でHIV治療を開始した人は、1996年に治療を開始した人よりも平均余命が10年長いという結果になった。

早期でHIV治療を開始した人の平均寿命は78歳となり、これは非感染者とほぼ変わらない寿命となる。

 

平均寿命の大幅な改善は、HIIVの新薬や治療の進歩が挙げられる。

エイズが流行した80年代後半は「HIV/エイズ=死の病」とされていたが、昨今の飛躍的なHIV治療の進歩により、非感染者とほぼ変わらない寿命やライフスタイルが送れることは、とても喜ばしいことだ。

 

平均寿命の増加には「HIVの早期発見」が必須

ただ、寿命が一般とほぼ変わらずに送れるのは、HIVを早期発見した人々ということを忘れないでほしい。

今回の発表では、8人に1人のHIV感染者が、感染の事実を知らずに生活していると推測している。

 

日本でも厚労省が発表した調査によると、2016年に新たにHIV/エイズの感染が発覚したのは1440人。そのうち、すでにエイズ発症の患者が全体の30%(437人)と、早期発見していればエイズ発症を抑えられた人々は多い。

 

ゲイたちは、日々セーファーセックスを心掛けることはもちろんのこと、必ず定期的なHIV検査を行なってほしい。

 

RECOMMENDあなたにオススメ

SPECIAL

「痛い… 切れやすい…」悩めるウケにおくる10のアドバイス

台北を飛び出して南へ!台南旅行で体験したい4つのこと

心がザワついた時に…「マインドフルネス」を実践しよう!

大人ゲイカップル旅におすすめ!全室スイートの沖縄ホテル

ゲイが子供を持てる日がくるかも?未来の出産映像が話題に

EDITORS CHOICE編集部オススメ

RANKINGアクセスランキング

CULTURE

名作「韓国ゲイ映画」オススメ6選

LOVE

アナルの「ケア」ちゃんとしてる?意外と知らないセックス後のケア

LGBT

「台湾で結婚しました!」台日同性カップルが夫夫になるまで

LOVE

HIV/エイズを終わらせるには、どうすればいいの?

BEAUTY

「眠れない…」を解消!いま話題の睡眠アイテム5選

FOLLOW US!

ジェンクシーのSNSをフォローして最新情報をゲット!

  • facebookfacebook
  • TwitterTwitter
  • lineline