米・ノースカロライナ州の高校生2人が、ゲイの出会い系アプリ「グラインダー」で、学校のゲイ教師をだましてヌード写真を送らせ、それを学校中にばらまいた容疑で逮捕された。
逮捕されたのは、スワンズボロ・ハイスクールに通うブライアン・アンダーソン(16)とブリトニー・ルッケンバウト(16)の二人。彼らは、グラインダー上で35歳のゲイ男性を装った偽プロフィールを作成し、同校の教師デイヴィッド・ラフィングハウス氏(51)に接近。
ラフィングハウス氏をだましてヌード画像を送らせ、それを学校中にばらまいたそうだ。
逮捕された二人はそれぞれ保釈金5000ドルを支払い釈放。軽犯罪で起訴されており、6月15日に最初の裁判が開かれる。
被害にあった先生は停職処分の末、別の学校に移動へ
今回の件で、被害にあったラフィングハウス氏は、学校から停職処分を受けた挙句、別の学校へ移動されてしまったそうだ。
そもそも、グラインダーは年齢制限(18歳未満禁止)があり、成人男性同士が同意の基でヌード画像を送り合う行為はなんら問題なく、写真を送った側であるラフィングハウス氏に一切の非はない。
この不当な扱いに対して、元教え子であるサマンサ・ピーターソンが、先生を同校へ呼び戻すべく、オンライン署名サイト「Change.org」にて呼びかけを開始している。