LGBT映画好きにはたまらない、毎年恒例の『レインボー・リール東京(東京国際レズビアン&ゲイ映画祭)』が、本年度も開催されることが分かった。
今年も「シネマート新宿」「スパイラルホール(表参道)」の2会場にて、2017年7月8日(土)〜7月17日(月祝)の合計10日間にわたり開催される。
ここでしか観られない、日本初上陸作品ばかりがラインナップ!
本年度は全13プログラムが上映され、そのほとんどの作品が日本初上映となる。
そこで、今年の注目作品3つをピックアップしてみた。
セクシー過ぎるラブシーンが見どころ。レズビアン映画『アンダー・ハー・マウス』
「イケメン過ぎる女性モデル」として、ファッションブランドに引っ張りだこのトップモデル、エリカ・リンダーの初主演作。
バーで知り合った女性と恋に落ちるものの、彼女にはフィアンセがいるというレズビアン的悲恋ドラマ。もちろん、過激なラブシーンも見所の一つ。
本作は今年10月に日本公開が決定しており、本映画祭にて先行上映される。
ゲイカップル+養子、新しい家族のカタチを描く映画『ファーザーズ』
孤児を養子として育てるゲイカップルを描いた、タイ初のゲイ映画『ファーザーズ』。
交際13年のゲイカップルとその養子、社会の偏見にさらされながらも家族愛を貫くその姿を描き、タイの映画賞に多数ノミネートされた感動のファミリードラマとなっている。
NYのクィアカルチャーの今を描く『キキ ―夜明けはまだ遠く―』
日本でも大ヒットしている『ル・ポールのドラァグレース』、それに出演するクイーンたちの教科書ともいえる映画「パリ、夜は眠らない。」。
同作は、黒人ゲイやトランスジェンダー、ドラァグクイーンに焦点を当てた映画だったが、それから25年、現在のNYのクィアシーンはどうなっているのだろうか?
ドキュメンタリー映画『キキ ―夜明けはまだ遠く―』は、圧巻のダンスシーンから様々なインタビューを4年間撮りため、知られざるクィアカルチャーの”今”を映し出す。
本作は、2016年ベルリン国際映画祭のLGBT映画部門「テディ賞/最優秀ドキュメンタリー賞」を受賞している。
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その他の作品については、映画祭公式サイトをチェックしてみて。