6月2日、アイルランドにてレオ・バラッカーが新首相に選出された。バラッカー氏はゲイを公表しているため、同国初のオープンリーゲイ首相の誕生となった。
保守的なカトリックの国アイルランドでの異例ともいえるオープンリーゲイ首相の誕生。そして同国最年少、38歳での党首への抜擢となった。
アイルランドといえば、2015年に国民投票で同性婚を認めている国だ。
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首都ダブリン生まれのレオ・バラッカー氏は、2015年の国民投票前にゲイであることをカミングアウト。現在はパートナーと同居しているそう。
同性愛者であることを公表した首相としては、アイスランドのヨハンナ・シグルザルドッティル氏(2009~2013)が初めてで、その後、ベルギーのエリオ・ディルポ氏(2011~2014)、ルクセンブルクのグザヴィエ・ベッテル氏(2013~現職)に続いて史上4人目。
現職の首相としては2人目となる。