YouTubeが、LGBTQを讃えたオフィシャル動画を公開。
この動画に対し、ホモフォビア(同性愛嫌悪)から差別的コメントや低評価が殺到している。
毎年6月の全米プライド月間を祝した動画『#ProudToBe: Celebrate Brave Voices this Pride』では、全世界のLGBTQユーチューバーの動画を編集して公開するという、YouTubeのオフィシャル動画だ。
日本からはゲイユーチューバーのかずえちゃんも登場している。
動画では、全世界のLGBTQユーチューバーが、「ありのままの自分を生きるべき」「ヘイトをなくそう」といった、LGBTQコミュニティを勇気付けるポジティブな内容だ。
以下動画。(日本語字幕でも視聴可能)
この動画に対し、7/5時点で高評価が19万、低評価が24万と低評価が上回っている。
また、コメント欄には7万近いコメントが寄せられており、そのほとんどがホモフォビックな投稿だ。
「みんなでこの動画を20万低評価させよう」
「この動画を攻撃できることを誇りに思うよ」
「どこに ”異性愛者プライド月間” はあるんだい?」
「YouTubeはこんなものを押し付けることを止めろ」
「この動画に出てくるやつら全員サウジアラビアに送り込め」
明らかな差別的コメントのオンパレード。
そんなコメント欄を見て、あるユーザーが核心をつく内容を投稿。
「これらの差別的コメントこそが、私たちがLGBTQプライドをする理由だ」
その他のユーザーからも、「YouTubeは差別的コメントを削除するべき」といった投稿が多数見られる。
2015年に同性婚が合法化されたアメリカだが、ホモフォビックで知られるトランプ政権に移行してからというものヘイトな事案が急増している。