イギリスにおいて同性愛が合法化されたのは50年も前のことだが、新しい調査によって、イギリス人の10人に4人は依然として「ゲイセックスは自然の摂理に反する」と考えていることが明らかになった。
調査は1,609人のイギリス人が回答した。
調査の48%の回答者が「小学生は同性愛について学校で学ぶべきではない」と考えているも分かった。
そして、36%の回答者は、ゲイ男性が代理出産や養子縁組によって子どもを授かることにも反対している。
また、保守党やブレグジット支持者は労働党支持者やブレグジット反対者に対し、ゲイライツに反対する傾向があることも明らかとなった。
ブレグジット賛成者の5人に3人が「ゲイセックスは不自然」と考えているという。ブレグジット反対者は4人に1人に留まった。
また、世代による同性愛者に対する態度の差も、調査によって鮮明となった。18歳から24歳の人々の78%が「ゲイセックスは自然」と回答する一方で、65歳以上の69%は「不自然だ」と回答した。
調査を主導したピンクニュース代表のベンジャミン・コーヘンは調査結果について「同性愛が合法化してから50年が経つというのに、多くの人々が未だに「ゲイセックスは不自然だ」と考えていることはとても残念だ。一方で、多くの若者が同性愛者の権利を受け入れているのはとても喜ばしい」と述べた。