アナルセックスは楽しい一方で、「痛い…」「お尻が切れやすい…」と悩めるウケが多いのも事実。
そこで今回は、「切れる/痛い/出ちゃう」といった、ウケあるあるを解消するべく10個の解決策をご紹介。
ぜひ悩める人は試してみて!
ウケが苦手な人は、自分を責めてしまいがちだ。でもそれは間違っている。
アナルは女性の腟と異なり、①穴は小さく、②自ら濡れることはなく、③伸縮性も弱い──つまり、痛いのはフツウのこと。「自分だけがおかしいかも…」とは思わなくて大丈夫!
じゃあ、アナルにペニスを入れることは不可能なのか?
医学的にみると、アナルは通常時1cmほどしかないが、最大で4cmほど開くことができる。
そして日本人のペニスの平均* は亀頭の太さが3.5cm、竿の太さ3.1cmなので、しっかりアナルを開かせることができれば、問題なく入るサイズ感なのだ。
通常アナルは、便がもれないようにキツくガードされているので、まずは筋肉の緊張を解くことが大事。
ちゃんと開かせることができれば、痛みや不快感から解放されるはずだ。
これを踏まえて、10個の解決策を紹介していこう。
シャワ浣したあと、ローションを使って自分でほぐす「セルフほぐし」をしてみよう。
アナル周辺を円を描くようにゆっくりマッサージからはじめて、指を1本、2本と増やす。
指2本まで入ったら、入れた指をゆっくり円を描いたり、縦にひらいてみよう。
最後にシャワ浣で1〜2度軽くすすいだら終了。
全体で3分くらいの作業だが、これをするかしないかで切れにくさが全く違う!ぜひ試してみて。
お尻をキレイにするときに市販の浣腸剤(イチジク浣腸など)を使う人もおおいが、実はNG行為。
浣腸剤は便秘向けで、化学成分で大腸を強く刺激し、直腸よりも奥(S状結腸より奥)のたまった便をうながす目的で使われるもの。
便秘ではない正常な腸の人が使うと、直腸にひび割れや出血を起こす可能性がある。
また日常的につかうと、直腸が荒れて性病に感染しやすいおそれも。
アナルセックスでは浣腸剤は使わずに、シャワーを使った「シャワ浣」をしよう。
ちゃんとシャワ浣したのに、「セックス中に便(水っぽい)が出てくる…」そんな経験はないだろうか?
直腸より奥の「S状結腸」を超えて水が侵入すると、あとで便が水に溶けて流れてくる可能性がある。
ペニスが入る部分は「直腸」なので、シャワ浣では「直腸だけ洗う」を意識してみよう。
洗う時は、以下を意識してみて。
①思いっきりアナルを開く
②おへその辺りに力を入れる
③その状態でシャワ浣する
おへそに力を入れることで、奥側(直腸より先)は閉じてくれる。便が出やすい人はこれを意識してやってみよう。
お尻は「たくさん洗わないと汚れてる…!」と強迫観念におちいるウケは多い。
しかし、米「ビスポーク サージカル」のゴールドスタイン医師によれば、「10人中9人のお尻(直腸)は、何も準備していなくても綺麗」だという。
我々の直腸は、便があると「便意」でお知らせしてくれるが、便意がない状態だとそもそも直腸内に便がないため、理屈的にはキレイな状態なのだ。
浣腸前にトイレを済ませていれば、直腸内に便はないので、軽くすすぐイメージでOK。
もし正しい浣腸をしても、普段からお腹がゆるい人、水っぽい軟便気味の人は出ちゃうこともある。
普段からできることは、とにかく腸内環境を整えること。
腸内環境を保つためには「食物繊維」を意識すること。食事でとるのが理想だけど、難しければサプリメントでもOK。
手軽でオススメなのは「納豆」。
即効性あるので、前日〜当日にかけて食べるだけで水っぽい便が防げる。(※個人差あり)
お腹がゆるめの人は、腸を刺激する食べ物(コーヒー、乳製品、辛い物)は、セックス前日〜当日は控えた方がいい。
セックス中、「中(直腸)がこすれて切れている感じがする…」という人へ。
もしかしたらゴムの素材が相性悪いのかもしれない。
コンドームは薄さではなくて”素材”が命。
素材は、薄さ重視のポリウレタン製(サガミの001など)だと素材が固く、スレで痛みを感じるウケが多い。
それよりも、天然ゴムラテックス製の「ZONE Premium」や、医療用ゴムの柔らかいiR素材を使用した「SKYN」が粘膜に優しいのでアナルセックスには適している。
どうしてもゴムが痛くて苦手という人は、ゴム無しにして、PrEP(プレップ)を使うという手もある。
PrEPはほぼ100%HIVを予防してくれるので、ゴム無しでセックスしても感染することはない。
ただしHIV以外の性病は防げないので、自己判断でどうぞ。
ローションはなんでも良いと思いがちだけど、粘膜(直腸)に触れる部分なので、実はけっこう大事。
特に「ぺぺ」などは安くて大容量だけど、もともとは風俗のマッサージ用(外用)に作られたものなので、体内に入れるには不向き。
ローションは大量に直腸内に入るから、吸収されても問題ない成分でできたものを選んだ方がいい。
国産でオーガニック製のローションを作っている「bda オーガニック」は、成分にこだわるなら文句なしの商品。アロエベラなどの天然成分でしっかり潤滑させ、アナルを乾きから防ぎ高保湿。切れにくさがアップする。
アナルは日々使わないと収縮して拡張性が悪くなり、久しぶりにペニスを入れると痛みが生じてしまう。
もしセックス頻度が低い人は「おもちゃ」に頼ってみよう。
最近では使いやすい「SVAKOM」のようなオシャレな電動グッズがたくさんあるので、普段のオナニーを→アナニーに変えてみて。
普段からおもちゃを使っていると、「アナルがゆるみそう…」と心配する人もいるが、アナルは適度に使う方が伸縮性・弾力性が保たれる。筋トレと同じで、定期的に鍛えよう!
セックスで痛みを感じている人、もしくは「気持ちよくない…」と感じている人は、いま話題の「CBD(シービーディー)」を使うのもアリ。
CBDとは、麻(ヘンプ)からとれるリラックス成分のことで、筋肉を弛緩させる効果が期待できるため、海外のゲイはもちろん、日本でもトレーニーを中心に人気の高い成分。
いろんなCBDブランドがあるが、なかでも、”セックス前専用CBD”というユニークな商品を発売しているのが「PEAQ(ピーク)」だ。
セックスの30分前に使用することで、全身の緊張がほぐれ、アナルが開きやすくなるというデータもあるほど。
痛みをおさえつつ、さらに感度UPも期待できるというから、ぜひ気になる人は試してみて。
初心者はCBD10%配合の「通常版」を。
強い作用を求めるなら、すこし値段は高いが効果抜群の50%配合の「プレミアム版」がオススメ。
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ウケの3大悩み「痛い、切れる、出ちゃう」。
これらを解消するだけでかなり楽しいセックスライフが送れるはず。
ぜひ、できることから実践してみて!