2017/08/18

インド、中国など、アジア10ヶ国がHIV感染者の95%を占めている

  • facebook
  • X(Twitter)
  • line
  • Copy

国連からHIV/エイズについての調査報告書が発表された。これは、HIV/エイズのキャンペーン「エンディング・エイズ」の一環として行われたもの。

 

報告書によると2016年の時点で、インド、中国、インドネシア、パキスタン、ベトナム、ミャンマー、パプアニューギニア、フィリピン、タイ、マレーシアの10カ国がアジアに置けるHIV感染者の95%を占めていることが明らかとなった。

 

 

 

 

感染者の多くは、セックスワーカーとそのクライアント、ゲイ男性やその他の男性とセックスをする男性、注射針でドラッグを利用する人、トランスジェンダーの人々であるという。報告された感染者の数は、2010年の31万人から2016年の27万人と、過去6年間に渡って13%減少した。

 

現在、世界のHIV感染者3,670万人のうち、治療を受けられるのは1,950万人のみである。

また、エイズに関係する死者は、2005年の190万人から100万人に減少した。国連は、治療を受けられるHIV感染者の数を2020年までに3,000万に増加することを目指している。

 

「2015年の1,500万人が治療を受けられる環境を整えるという目標を達成しました。我々は2020年までにこの数を倍の3,000万人に増やしたいのです」と国連エイズ合同計画マイケル・シディベ事務局長は述べる。

 

シディベ事務局長は「我々は、これからも必要がある限り人々に手を差しのべ続け、一人も取り残されないようにする」と意気込んだ。

 

また、HIV感染者の30%は、自身のHIV陽性である事実を知らないという。

 

RECOMMENDあなたにオススメ

SPECIAL

性病を薬で予防できる!最新の「ドキシPEP」がすごい

HIV陽性になったら──生活はどうなるの?

「眠れない…」を解消!いま話題の睡眠アイテム5選

大人ゲイカップル旅におすすめ!全室スイートの沖縄ホテル

台湾漫画のTOP3に!ゲイ3人の三角関係を描く話題作『老師!男友還給我』誕生秘話を作者に聞いてみた

RANKINGアクセスランキング

LGBT

タイで同性婚が合法化!東南アジアで初

CULTURE

ハッテン場をテーマにした衝撃作『クルージング』がリバイバル上映

LOVE

ローションで劇的に変わる!目的別「ローション」ガイド

CULTURE

名作「韓国ゲイ映画」オススメ6選

LOVE

性病を薬で予防できる!最新の「ドキシPEP」がすごい

FOLLOW US!

ジェンクシーのSNSをフォローして最新情報をゲット!

  • facebookfacebook
  • TwitterTwitter
  • lineline