ウケの共通の悩みといえば「セックス前の下準備」だよね。
以前ジェンクシーでセックス座談会を開催した時も、ウケの下準備事情について大いに盛り上がったけど、日本以外の国のウケの人は、どうやって下準備をしているのだろうか?
そこで今回は、GENXY海外特派員の菊本が、外国人5人にリサーチを行なった。果たして日本と海外のウケ、下準備でしていることは同じ?それとも違う?
合わせて、これまで経験したハプニングについても赤裸々に語ってもらった。
イタリア在住のマッテオ(イタリア人/バイ・タチ寄りリバ/21歳)
僕はバイで、男と関係を持つときはタチ寄りのリバだよ。しばらくウケをしてないけど、過去にウケをしたことは何度もあるよ。
イタリアには、ビデがあるから、イタリアのウケは下準備を大体ビデでするね。日本のウォシュレットみたいな電動のやつじゃなくて、トイレの隣にあるもう一つのトイレみたいなやつね。ヨーロッパに旅行したことがある人なら分かるんじゃないかな?あれにまたがって、専用の石鹸を使って指をアナルの奥まで入れて洗うんだ。
ビデがない国に行くときは、シャワーを浴びるときに石鹸を指に塗りたくって洗うかな。洗い方はビデを使う時と一緒だよ。
日本に行った時に「シャワ浣」という下準備の方法があるって知った時は驚いたね。欧米の多くはシャワーヘッドが固定されてるから、「シャワ浣」は物理的に不可能なんだ。「シャワ浣」は日本独自の下準備方法かもしれないね。
でも、僕は「シャワ浣」はしないかな〜。なんか文化が違いすぎるっていうか。日本人がヨーロッパ式ビデに慣れないのと似た感覚なのかも。
僕は綺麗好きだから、今までセックス中にハプニングを起こしたことはないよ。でも、僕がタチをしていて相手のアナルから不快な臭いが漂ってきたことはあるよ。その時は、セックスを止めて下準備をしてきてもらって、綺麗になったところでセックスを再開したよ。
オーストラリア在住のパトリック(オーストラリア人/ゲイ・ウケ/24歳)
最初にこれだけ言わせて。僕はペニスが大好き!生粋のウケなんだ。
オーストラリアでは、シャワーで石鹸をつけた指で下準備をするのが主流だね。指をアナルの中に入れて、奥までしっかり洗うんだ。浣腸を使ったことは一度もないかな。シャワーで事足りるしね。
僕は100%ウケだからセックスの度に「お尻は清潔かな」ってすごく気にしちゃうよ。正直な話、ハプニングが起きちゃったこともあるしね。漏らしちゃったとかではないんだけど、事後に相手のペニスにちょっとだけ付いているのに気づいたんだ。その時は、上手く誤魔化しながら一緒にシャワーを浴びる方向に持って行ったよ。
時々さ、ゲイとして考えちゃうよ。「僕はこれから一生セックスの度にお尻について気にしないといけないのかな…?」って。
あと、何がたち悪いかって、セックスをものすごくしたい時に限って下準備してなかったりするじゃん?
それで慌てて下準備をしに行ったら、その最中にどちらかの気持ちが萎えちゃったり。逆に、準備万端な時に限って、全くムラムラしない時もあるし。
アメリカ在住のリカルド(ブラジル人/ゲイ・タチ寄りリバ/32歳)
俺は、今はもっぱらタチだけど、過去にタチしかできない彼氏がいた時は、毎回ウケをしていたね。
最初にウケをした理由は、「パートナーを喜ばせたかったから」だったんだけど、痛いのなんのって。。時々、どんな大きいペニスでも入る人がいるけど、羨ましい限りだね。
下準備についてだけど、ブラジルに住んでいたころは、ビデ用のシャワーを使ってたよ。これは、ヨーロッパにあるビデとは違って、トイレに付属するビデ専用のシャワーと言えば分かりやすいかな。
ブラジルの一般的な家庭には、トイレのすぐ隣にホース型のシャワーが設置してあるんだ。ブラジルのウケは、それで下準備をしているはずだよ。シャワーで下準備をする人はみんなそうだと思うけど、石鹸を指につけてアナルの中まで洗ってるよ。
アメリカにはビデ用のシャワーはないから、今は浣腸かシャワーで下準備をしてるよ。
もし下準備ができないような状況だったら僕はウケをしたくないけど、自分がタチだったら相手が下準備していないことについてはそんなに気にならないかも。
もちろん、ハプニングが起きたら嫌だから、文字どおり自分のケツは自分で拭いて欲しいけど、もし相手が少し臭っても中断せずにセックスしちゃうね。
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