コルトン・ヘインズ(俳優)
TVドラマ『ARROW/アロー』で知られる俳優コルトン・ヘインズが、ゲイであることを公式にカミングアウト。
コルトンは、家族や親しい友人には、ゲイであることを明らかにしていたそう。
「世間の人々は僕にGQ誌のような男性像を求めているけど、僕が24時間自身の役を演じ続けるのがどんなに大変なことなのか知らないんだ。それは家に帰ってもそうだったよ」と、世間と自身のギャップに悩まされて、一時はリハビリ施設に入っていたという。
現在は体調も回復し、こう話している。
「ここにたどり着くまでに長い時間がかかってしまったけど、今はとてもいい感じだよ。これまでにないくらい幸せで健康だ。僕にとってはそれが大切なことなんだよ」
リリー・ウォシャウスキー(映画監督)
映画「マトリックス」「センス8」で知られる著名映画監督アンディ・ウォシャウスキーが、トランスジェンダーであることをカミングアウト。
名前もアンディからリリーに改名した。
リリーの姉ラナもトランスジェンダー女性であり、出生児は男性として生まれた2人だが、今後は「ウォシャウスキー姉妹」となる。
カミングアウトしたリリーだが、今回のカミングアウトは不本意であることも明らかにしている。というのも、英Daily Mail紙らが「トランスをアウティングをする」と彼女に迫っており、自ら公表することを余儀なくされていたのだ。
「本人がカミングアウトする準備ができていないままに、カミングアウトを強制するべきではない」「他のLGBTと同様に、アウティングは決して許されるべきではない」とリリーは語った。
レイボン・オーウェン(歌手)
人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」出身のスター歌手レイボン・オーウェン(Rayvon Owen)デビュー曲『Can’t Fight It』をリリース。
公開した新曲ビデオにて、男性同士でキスをし、ゲイであることをカミングアウトしたのだ。
レイボンは、billboard誌のインタビューにて、なぜ番組中はクローゼットだったのか?と理由を聞かれた際に「カミングアウトするのが怖かった」「僕は保守的な環境で育ってきたんだ。そんな保守的な人々を相手にショーをしている中で、もし僕がセクシャリティを共有すれば彼らが賛同すると思う?」と述べている。
イーノン・チェン(台湾歌手)
台湾歌手イーノン・チェン(鄭宜農)が、自身のFacebookで夫サム・ヤン(楊大正) との離婚を発表し、レズビアンをカミングアウト。
夫のサム・ヤンは、パンクバンド「Fire EX」のミュージシャン。2人は2013年に結婚し、2015年末に離婚を決意。
イーノン・チェンはFacebookにて、「私たちは9年近く付き合っており、心から信頼しています。彼のことを愛していますが、彼の身体を愛することはできませんでした。私は女性の身体が好きなのです」と投稿した。
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