今話題のスーパーモデル、ジョセフィーヌ・スクリバー(Josephine Skriver)を知っているだろうか?
ジョセフィーヌ・スクリバーは、デンマーク出身の22歳。
身長180cmの抜群のスタイルで、ヴィクトリアシークレットの専属モデルとして活躍し、『シャネル』『プラダ』『バレンシアガ』『ヴァレンティノ』といった数々のハイブランドの広告塔を務める、今をときめくスーパーモデルだ。
そんな彼女は、ゲイの父とレズビアンの母に育てられた生い立ちを明らかにしている。
ジョセフィーヌは、雑誌『i-D』にて家族や両親への思いを語った。
今年3月、ドルチェ&ガッバーナが体外受精児を『人工的な子供だ』と非難した問題について、「私は人工的な子供なんかじゃないわ。私はあなた達と同じくらい本物の人間なのよ」と、ドルガバの発言を非難。
また両親についても、「私を産んでくれて、そして無条件の愛で育ててくれた両親を心から愛しているし、私の誇りだわ。」と語った。
ジョセフィーヌは、ゲイの父とレズビアンの母が出会ったいきさつについても話している。
時は1992年のデンマーク。
ジョセフィーヌの母親は、自身の子供が欲しくて、LGBTの広告で精子提供をしてくれるゲイのカップルorシングルのゲイを探していた。ジョセフィーヌの父親は、この話を引き受け彼女に協力。父親は自身のパートナーと同性婚をしており、その9ヶ月後に娘であるジョセフィーヌが誕生したのだ。
それぞれ子供が欲しかった母と父は意気投合し、一緒に家族となり育てていくことを決める。現在はジョセフィーヌと弟を授かり、スクリバー家は幸せに暮らしている。
自身の生い立ちから、現在彼女は、LGBT家族の保護を目的としたNPO団体Family Equality Councilsの大使として活動するLGBTアクティビストでもあるのだ。
最後にジョセフィーヌは、家族に対する熱き思いを語った。
「私は、伝統的なストレートの家族となんら変わりない、穏やかで素敵な暮らしを送っているわ。私にとっての家族とは、愛によって結ばれた共同体。愛が家族を作るのよ」と、力強いメッセージを送った。