京都出身の旅ライターのがぅちゃんです。
りんごとはちみつの「バーモントカレー」でおなじみのアメリカ・バーモント州で開催されたゲイ合宿に参加しました。3泊4日のハイライトを紹介します。
アメリカの中では紅葉で有名な「ニューイングランド地方」に、バーモント州はあります。自然が美しく、ドライブするだけでも楽しい場所です。
バーモント州はというと、『ドレミのうた』や『エーデルワイス』で知られるミュージカル映画『サウンド・オブ・ミュージック』のゆかりの地としても有名です。
ちなみに、『サウンド・オブ・ミュージック』は実在した家族「トラップ一家」を元にした作品で、のちにトラップ一家はバーモント州の「ストウ」という場所に移住しています。
サウンド・オブ・ミュージックのトラップ一家が移住したバーモント州・ストウで開催されたのが、今回参加した3泊4日のゲイ合宿。
バーモント州を含むニューイングランド地方のベア系ゲイたちのための、小規模でおちついた集いです。
ゲイ合宿の開催地となったロッジに現地集合してチェックインをすませたあと、オリエンテーションがありました。
オリエンテーションと言うよりは「お酒を飲みながら雑談する会」といった状態で、リラックスした雰囲気。
開催者の指揮で参加者が一人ずつ自己紹介したあと、みんなでいただきますをしてごはんを食べました。
午後に、ロッジの近くにあるシードル(りんごのお酒)の酒場で、宴会が開催されました。
余談ですが、酒場への移動が車だったのがアメリカらしくておもしろいなと思いました。
ロッジでの夜の宴会は「プロの歌手によるミュージックライブを楽しむ夕食会」といった内容でした。これがゲイ合宿の目玉となっている様子。
アメリカのTV番組「アメリカン・アイドル」に出演した歌手がパフォーマンスしていて、値打ちのあるディナーショーを見た気がします。
ダラダラ過ごす以外にどうすればいいかわからなくなった3日目の午後に、ロッジでゆるめのプールパーティが開催されました。
「本当にやってるかどうか誰もわからないけど、いったらやっぱりやってた」といったサプライズ感が良かったです。
夜に開催されたのが、着ぐるみパジャマで参加する映画鑑賞会。「お酒を飲みながら軽食をつまんで映画を見る」といった内容でした。
誰もとくだん盛り上がってはいないけれど、誰ものけものにならずやすらいでいる、といった状態が心地よかったです。退屈と言うとバチがあたる、良い時間ではありました。
最後の日は、各自チェックアウトして解散となりました。あっさりとした終わり方でしたが、かえって気楽で心地良かったです。まったりとした4日間でした。