ノーベル平和賞を受賞したマーティン・ルーサー・キング・Jr.牧師を史上初めて映画化した『グローリー/明日への行進』が2015年6月19日(金)より全国劇場公開される。
キング牧師を初めて映画化した本作は、1960年代のアメリカ公民権運動の最中に起きた、“血の日曜日事件”を題材に描いた歴史ドラマ。
アメリカを変えた歴史的事件にもかかわらず、これまで一度も映画化されていないことに使命を感じた製作陣が集結。『世界でも最も権力を持つ女性』のオプラ・ウィンフリーらも製作兼役者を演じ話題となった。
本年度アカデミー賞主題歌賞を受賞した『Glory』にのせ、キング牧師の演説が胸を打つ感動作は必見。
STORY
「真の平等が生まれ育つことを信じましょう」
1964年、キング牧師はノーベル平和賞の受賞スピーチでそう語った。彼の貢献で制定された公民権法によって、アメリカの人種差別は“廃止”されたが、それはあくまで法の上のこと。南部では今も何千人もの黒人が殺されていた。
そんな中、キング牧師指導の下、アラバマ州セルマで黒人の有権者登録の妨害に抗議する600人が立ち上がった。白人知事はこれを鎮圧するが、その模様が全米に流れると大きな声を呼び、2週間後に再び行われたデモは2万5000人規模にまで膨れ上がる。事態はやがて大統領を巻き込み、セルマのみならず全米7000万人の世論を動かすうねりへと変わっていく。
『グローリー/明日への行進』
2015年6月19日より東京・有楽町のTOHOシネマズシャンテほか全国順次公開。
監督・製作総指揮:エヴァ・デュヴァネイ
キャスト:デヴィッド・オイェロウォ、トム・ウィルキンソン、キューバ・グッディング・Jr、オプラ・ウィンフリー 、ほか
配給 : ギャガ
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