2017/11/29

黒人コミュニティのエイズ問題に焦点をあてた映画、世界エイズデーに上映へ

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12月1日(金)は「世界エイズデー」だ。

そんなエイズデーにHIV/エイズについて考える映画『知られざる結末、斬新な幕開け』が、東京・日比谷で公開。

 

同作はニューヨークのホイットニー美術館でのプレミア上映と同日に、日本語字幕付きで日本初上映される。

 

 

Reina Gossett, Atlantic is a Sea of Bones, 2017. Video still courtesy of the artist.

 

映画『知られざる結末、斬新な幕開け』は、アメリカの黒人コミュニティに蔓延するエイズ問題をテーマにした映画で、米アーティスト8人が参加したアート団体「Visual AIDS」による新作映像。

 

参加アーティストは、映画『ウォーターメロン・ウーマン』で有名なシェリル・デュニエや、HIV陽性を公表して活躍するラッパー ミッキー・ブランコ、トランス女性の権利運動も行うアーティストのレイナ・ゴセットらが参加している。

 

 

Mykki Blanco, STONES & WATER WEIGHT, 2017. Video still courtesy of the artist.

 

2016年、アメリカ全体で新規HIV感染者の44%がアフリカ系アメリカ人だった。

しかしながら、黒人コミュニティがうけたHIV/エイズの経験は、アートや歴史の大きな語りから除外されがちだ。

この状況を考えると、黒人たちの生活を意識したストーリーに焦点をおくことは、とても重要だろう。

 

12月1日の世界エイズデーに、普段知る機会の少ない「彼ら/彼女たちの声」に耳を傾けてみてはどうだろうか。

 

『知られざる結末、斬新な幕開け』
上映日:2017年12月1日(金)
上映時間:18:30 – 21:30
(60分ほどの作品を3回ループ上映・入退場自由)
入場料:500円
場所:日比谷図書文化館コンベンションホール
(東京都千代田区日比谷公園1番4号 B1階|最寄駅:霞ヶ関)

 

>>【特集】HIV/エイズについて考えよう!

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