全米で2市目!
11月6日にアメリカで中間選挙が行われ、史上最もLGBTQの議員が多い選挙となった。
そんな中、米フロリダ州南部にあるウィルトンマナーズ市の地方選挙において、ゲイの市長と議員2人が選出され、同市の市議会5人全員がLGBTQとなった!CNNほか、米メディア各紙が報道している。
市長に選ばれたジャスティン・フリッペン氏と、議員に選出されたギャリー・レスニック現市長とポール・ロッリ氏はいずれもオープンリーゲイ男性。
市長と市議員5人全員がLGBTQで構成されており、ストレートの議員が0という構成に。
全員LGBTQの市議で構成された市は、カリフォルニア州パームスプリングスに次いで全米で2市目だという。
ウィルトンマナーズにおいて、LGBTQの議員が初めて選出されたのは1980年代で、2000年までにはLGBTQの議員が過半数を占めていたそうだ。
同市は全米屈指のゲイタウンとして知られており、同性カップルの数がアメリカの小都市の中で2番目に多いという調査結果もあるほど!
ちなみに、ゲイの議員というと真っ先に思い浮かぶのがハーヴェイ・ミルクだろう。1977年にオープンリーゲイとして史上初の議員となり、映画化もされた歴史に残る偉人だ。
ミルクの偉業から約半世紀。
マイノリティだったLGBTQが、政治の中心に立っていることは感慨深い。