先月、休刊を発表したゲイ雑誌「バディ(Badi)」。
その最終号となる2019年3月号が、1月21日(月)に発売された。
突然の休刊宣言から約1ヶ月。
25周年を記念号を迎えたばかりにも関わらず突然の休刊宣言に、ゲイ業界が衝撃に包まれた。
1993年に誕生した「バディ」は、2018年で創刊25周年を迎えたが、出版不況とデジタルコンテンツへの移行を理由に休刊を発表。
最終号は、ファイナルにふさわしく超豪華仕様。
これまでの歴代カバーグラビア全303枚掲載の特大ポスター付きで、通常より80ページも多い全268ページと大幅ボリューム。
さらに、ゲイショップでの購入限定で「BS365 UNDERWEAR」のジム用ナップザックも付いてくる。
最終号では、GOGOボーイ、ドラァグクイーン、パフォーマー総勢79人が登場する「アヴァンギャルド・フィーチャー」から、日本のLGBT文化を支え続ける賢者9人に聞いた「From Gay CULTURE」など、ビジュアル写真から読み物コンテンツまで充実。
バディでは、休刊までの2019年1月号~3月号の3ヶ月間は「FUTURE(ゲイの未来)」について特集が組まれてきた。これには、平成に誕生し一時代を築き、そして去りゆくバディが、ゲイカルチャーを次世代へ託したいというメッセージが込められている。
なお、最終号は発売日時点で、公式サイトの通販分は完売。
残るは、全国の書店、ゲイショップでの在庫分のみの販売となっている。ネットからは、Amazonの読み放題サービスでも視聴可能。