今年8月に国内初公開された今泉浩一監督の新作ゲイ映画『伯林漂流』。
大好評につき、アンコール上映+今泉監督の過去全作品上映イベントが、12月29日(土)と30日(日)の2日間にわたり、東京・渋谷のスペース「Galaxy – Gingakei」にて開催される。
『伯林漂流』は、日本では数少ないオープンリーゲイの映画監督・今泉浩一氏の最新作。
脚本は、自身初となる脚本を手がけたゲイ漫画家の田亀源五郎氏だ。
STORY
ベルリン在住の日本人コーイチは、ある夜、セックスクラブで日本からの旅行者リョータと出会う。
インターネットで知り合ったドイツ人男性との「恋愛(=結婚?)」への期待に胸を膨らませてベルリンにやって来たリョータは、相手の関心が自分とのセックスにしか無かった事を知り、彼の家に泊めても貰うことも出来ずセックスクラブで一夜を過ごしに来たのだった。
仕事もせず、殆ど人付き合いもしないで独り暮らすコーイチは、成り行きで自分のアパートにリョータを泊めてそのまま彼と肉体関係を持つが、リョータは毎日のように出かけては現地の様々な男達とセックスをして帰ってくるようになる。
そんな彼に苛立ちとも好奇心とも知れない感情(もちろん、愛でもない)を抱いたコーイチは、次第にリョータとのセックスにのめり込んでいく───。
本作は今年8月に上映され、連日超満員を記録!
今回のアンコール上映では『伯林漂流』のほか、これまで20年に渡りゲイ映画を作り続けてきた今泉監督の作品が一挙上映されるそう。
また、上映以外にも、多彩なゲストを迎えたアフタートークも予定されているとのことなので、前回の上映を見逃した人は足を運んでみて。