2020/08/31

PrEPを使う人は、セックス依存や薬物使用の割合が低くなる

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HIV予防法の「PrEP(プレップ)」をしている人は、セックス依存や薬物使用の割合が減ることが、最新の調査によって明らかになった。

 

 

 

 

医学誌「ランセット」に掲載された報告書によれば、オランダ・アムステルダムの性感染症クリニックが、PrEPユーザー340人以上を3年間調査。

 

目的は、PrEPを使用することで「メンタルヘルスや依存症にどのような影響を及ぼすか?」を調べたもの。

 

その結果、セックス依存の割合は、3年間で23%から10%と大幅に低下。薬物使用の割合は38%から31%へと低下した。

*薬物の中でも低下したのはエクスタシー(MDMA)とラッシュ。他の薬物(GHB、コカイン)では低下は見られなかった。

 

また、アルコール使用、不安やうつについては明確な低下が見られなかったものの、HIV感染にたいする不安は大きく低下している。

 

ちなみに多くの研究で、LGBTQはストレートに比べてメンタルヘルスの問題(うつ、不安など)や薬物問題をかかえる人が多いことがわかっている。

 

そんな中、PrEPを長期間使用することで、セックス依存や薬物使用が低下するという調査結果には驚きだ。

 

PrEP使用でセックス依存が減るワケとは?

PrEPは毎日服用すればHIV感染を99%おさえてくれる、今までにない画期的なHIV予防法だ。

 

研究者は低下の理由について、HIV感染にたいする不安が減ったことで、セックスの衝動の抑制や、薬物への依存度が低くなった可能性があるとのべている。

 

また、PrEPをしている人は3ヶ月に1度、クリニックで性病検査をうける必要があるため、定期的な健康診断をすることによって、自身の性の健康にたいする意識が高まり、それがセックス衝動の低下につながっているのでは?とも考察している。

 

その一方で、「不安やうつの割合は変わらないのに、なぜ薬物使用が減ったのかがハッキリしていません」とものべており、今後さらなる調査の必要性ものべている。

 

調査が行われたアムステルダム他、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなどではPrEP使用するゲイ・バイ男性がとても多い。アメリカではゲイの3人に1人がPrEPを使用しているという調査結果 >>もあるほどだ。

 

日本では国としてPrEPを認めてはいないが、個人輸入で使用する人は年々増えている。

PrEPについて詳しく知りたい人は、以下の記事も合わせてチェックしてみて。

 

HIV予防法「PrEP(プレップ)」とは?日本一分かりやすく解説 >>

日本と世界の「PrEP」最新事情とは?医師が徹底解説 >>

 

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