住宅情報サイトの最大手「SUUMO(スーモ)」が、LGBTの人たちが入居可能な物件検索サービスを開始することがわかった。NHKが報じた。
同サービスは、単身者のLGBTや同性カップルは、賃貸住宅への入居を断られるなど、物件探しに苦労している現状があるとして、それらを改善する為にスタートするとのこと。
具体的には、SUUMOで扱う賃貸住宅のうち、LGBTの人たちの入居可能だとうたう物件を登録する取り組みを、来月からスタートするとのこと。
サイトの運営会社のリクルート住まいカンパニーは、「LGBTの人たちが、賃貸住宅でパートナーとの同居に制約を感じたり、入居そのものを断られたりと、物件探しに苦労している現状がある。理解のあるオーナーの物件を紹介し、物件探しを支援したい」と話しています。
これまで、LGBT関連の不動産・賃貸に関するサービスはあったものの、業界大手が本格的に取り組むのは今回が初めて。
来月からサービスを開始するとのことで、今後の動向に注目が集まっている。